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講座詳細情報

申し込み締切日:2015-09-22 / 日本史 / 学内講座コード:231101

江戸前史〈戦国から天下一統へ〉

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
9月29日(火)~12月 8日(火)
講座回数
10回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
23,652円
定員
30
その他
ビジター価格 27,216円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
戦国・織豊期は、戦国大名や武将たちの活躍、下剋上の時代としてよく知られています。歴史学においても、15~17世紀にわたる時期は日本歴史上において変革期とされ、戦国・織豊期はその主要時期にあたります。
この講座では、天下と地域「国家」という、その時期の「日本」を構成していた政治構造と社会を視点として、戦国から天下一統へ、そして江戸開幕に至る展開を考えていきます。

【講義概要】
戦国時代の「日本」は、天下と各地域に展開する「国家」(以下、地域「国家」)で構成されていました。そして天下を統治するのが「将軍」と認識される武家首長、地域「国家」を統治するのが戦国大名・国衆で、室町時代までの中央政治のもとでの地方支配と異なり、地域社会と直接対峙したうえで統治していく器量が求められることとなりました。この講座では、春学期にみた戦国時代の「日本」の天下と地域「国家」よりなる政治構造や社会状況をふまえたうえで、織田信長・羽柴(豊臣)秀吉がその政治構造と社会の展開にどのように対応し、天下一統を成し遂げ、徳川家康による江戸開幕へ至ったのかについて考えていきます。春学期に引き続き江戸開幕へ至る政治・社会の「江戸前史」について、最新の研究成果をふまえた講義を行いたいと思います。
【学習内容】
・永禄の政変と天下再興 ― 「天下布武」の意図するところ ―
・足利義昭政権と元亀争乱 ― 織田信長台頭の背景 ―
・織田権力の政治構想と展開 ― 信長の目指した天下一統 ―
・本能寺の変の背景とその後の政情 ― 羽柴秀吉の台頭 ―
・豊臣政権の天下一統と唐入り ― 秀吉の国内「平和」達成と対外侵略 ―
・豊臣政権の政治構造と大名領国 ― 天下と地域「国家」の政治関係の到達 ―
・江戸開幕 ― 豊臣から徳川へ ―

備考

【ご受講に際して】
◆本講座は春講座からの続きとなりますが、今学期からのご受講でも問題ありません。

講師陣

名前 柴 裕之
肩書き 東洋大学講師
プロフィール 1973年東京生まれ。東洋大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、東洋大学文学部非常勤講師。専門は、日本中近世移行期政治・社会史。単著『戦国・織豊期大名徳川氏の領国支配』(岩田書院、2014年)、編著『戦国大名と国衆(6)尾張織田氏』(岩田書院、2011年)、共著『織田権力の領域支配』(岩田書院、2011年)他。
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