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講座詳細情報

申し込み締切日:2024-01-31 / 日本史:その他教養 / 学内講座コード:340217

戸籍と無戸籍―「日本人」の輪郭

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
2月 2日(金)~ 3月 8日(金)
講座回数
5回
時間
15:05~16:35
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
17,077円
定員
24
その他
会員受講料: 14,850円(入会金は8,000円(税込))
補足
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講座詳細

【目標】
・日本における「戸籍」という制度の本質をつかむ。
・「無戸籍」であることの現実的な意味を理解する。

【講義概要】
「日本人」ならば当然のようにもっていると考えられがちな戸籍。だが、戸籍とは何のためにあるのか?と問われた時、明確に答えられる人はどれほどいるだろうか?戸籍は「日本人」であることの公式な証明とされてきた。しかるに、戸籍をもたない「日本人」がさまざまな形で生きてきたのも厳然たる事実である。そこに目を向ける時、戸籍という国民管理制度のかかえる矛盾や不条理がみえてくる。一体、「日本人」とは何か?戸籍がないと本当に「国民」として生きていけないのか?日本における無戸籍のもつ意味について、法制度を軸として歴史的にたどることにより、「日本人」なるものの意味を問い直してみたい。

【各回の講義予定】
第1回 2024/ 2/ 2(金) 戸籍とは何か?―「日本人」を管理する装置
第2回 2024/ 2/ 9(金) 無戸籍という意味 ―「日本人」の証明なき「日本人」
第3回 2024/ 2/16(金) 無戸籍の来歴 ― 戸籍の陰に無戸籍あり
第4回 2024/ 3/ 1(金) 無戸籍と無国籍 ―「日本人」をつくる方法
第5回 2024/ 3/ 8(金) 戸籍は本当に必要なのか? ―「国民」の権利と戸籍

備考

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 遠藤 正敬
肩書き 早稲田大学講師
プロフィール 早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了。博士(政治学)。現在、早稲田大学台湾研究所非常勤次席研究員。早稲田大学、宇都宮大学、大阪国際大学等で非常勤講師。主な著書に『天皇と戸籍―「日本」を映す鏡』(筑摩書房、2019年)、『犬神家の戸籍―「血」と「家」の近代日本』(青土社、2021年)など。
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