講座詳細情報
申し込み締切日:2024-02-07 / 日本史 / 学内講座コード:740267
帝国議会からみた近代日本
- 開催日
- 2月 9日(金)~ 3月 8日(金)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 10:30~12:00
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 13,662円
- 定員
- 30
- その他
- 会員受講料: 11,880円(入会金は8,000円(税込))
- 補足
講座詳細
【目標】
・現代日本の議会政治の原点として、戦前の帝国議会をまなぶ
・なぜ帝国議会が明治日本において必要とされたか、議会開設でどのような政治が形成されたかを理解する
・戦前期の日本における議会政治の諸課題を検討し、私たちにとっての議会の意義を考える
【講義概要】
1890(明治23)年、大日本帝国憲法にもとづいて帝国議会が開設されました。幕末期の動乱のなかで浮上した「公議」という理想は、多年にわたる政治運動をうけて帝国議会という政治機関に結実します。戦前日本の帝国議会には、民主制度としての不十分さの指摘がある一方で、近年では時代背景をふまえて評価する見解も見られるようになりました。そこで本講義では、近年の研究動向などを紹介しつつ、(1)議会が開設された歴史的背景、(2)議会と政府の関係、(3)議会の役割や選挙の実態、(4)戦争と議会の関係、などのテーマを設定して、日本における議会政治の源流への理解を深め、現在の政治を考えるヒントを得ることをめざします。
【各回の講義予定】
第1回 2024/ 2/ 9(金) 帝国議会の開設(1) 公議から国会開設運動へ
第2回 2024/ 2/16(金) 帝国議会の開設(2) 明治憲法体制と政府・議会
第3回 2024/ 3/ 1(金) 帝国議会の展開(1) 選挙・議会・政党政治
第4回 2024/ 3/ 8(金) 帝国議会の展開(2) 戦時における議会
・現代日本の議会政治の原点として、戦前の帝国議会をまなぶ
・なぜ帝国議会が明治日本において必要とされたか、議会開設でどのような政治が形成されたかを理解する
・戦前期の日本における議会政治の諸課題を検討し、私たちにとっての議会の意義を考える
【講義概要】
1890(明治23)年、大日本帝国憲法にもとづいて帝国議会が開設されました。幕末期の動乱のなかで浮上した「公議」という理想は、多年にわたる政治運動をうけて帝国議会という政治機関に結実します。戦前日本の帝国議会には、民主制度としての不十分さの指摘がある一方で、近年では時代背景をふまえて評価する見解も見られるようになりました。そこで本講義では、近年の研究動向などを紹介しつつ、(1)議会が開設された歴史的背景、(2)議会と政府の関係、(3)議会の役割や選挙の実態、(4)戦争と議会の関係、などのテーマを設定して、日本における議会政治の源流への理解を深め、現在の政治を考えるヒントを得ることをめざします。
【各回の講義予定】
第1回 2024/ 2/ 9(金) 帝国議会の開設(1) 公議から国会開設運動へ
第2回 2024/ 2/16(金) 帝国議会の開設(2) 明治憲法体制と政府・議会
第3回 2024/ 3/ 1(金) 帝国議会の展開(1) 選挙・議会・政党政治
第4回 2024/ 3/ 8(金) 帝国議会の展開(2) 戦時における議会
備考
【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講は3月15日(金)を予定しています。
◆参考書籍:『大学でまなぶ日本の歴史』(小山俊樹他編著、吉川弘文館)を事前にお読み頂くと、より理解が深まります。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆本講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30までに公開します。インターネット上で1週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員】授業動画の視聴方法(会員向け)
【ビジター・法人会員】授業動画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆休講が発生した場合の補講は3月15日(金)を予定しています。
◆参考書籍:『大学でまなぶ日本の歴史』(小山俊樹他編著、吉川弘文館)を事前にお読み頂くと、より理解が深まります。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆本講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30までに公開します。インターネット上で1週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員】授業動画の視聴方法(会員向け)
【ビジター・法人会員】授業動画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 小山 俊樹 |
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肩書き | 帝京大学教授 |
プロフィール | 京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了、博士(人間・環境学)。現在、帝京大学文学部教授。『五・一五事件』(中公新書)でサントリー学芸賞(歴史・思想分野)受賞。主著に『憲政常道と政党政治』(思文閣出版)、『評伝森恪』(ウエッジ)、『近代機密費史料集成I・II』(ゆまに書房)、『昭和史講義1~3』『大正史講義』『思想史講義【大正篇】』(共著、ちくま新書)、『昭和史研究の最前線』(共著、朝日新書)、『大学でまなぶ日本の歴史』(共編著、吉川弘文館)など。 |