講座詳細情報
申し込み締切日:2024-03-04 / 日本史 / 学内講座コード:940203
【オンデマンド】「司馬遼太郎の時代」の社会史―戦争の記憶・メディア・大衆教養主義
- 開催日
- 3月 6日(水)~ 3月 6日(水)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 10:30~12:00
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 7,920円
- 定員
- 20
- その他
- 会員受講料: 7,920円(入会金は8,000円(税込))
- 補足
講座詳細
【目標】
・歴史社会学的な観点から近現代史を読み解く視角を身に付ける
・「内容」よりも「機能」に着目するメディア論の視点を身に付ける。
・「教養」が求められる(求められなくなる)文化史・社会史的な背景を理解する。
【講義概要】
司馬遼太郎の歴史小説は、これまで6度もNHK大河ドラマ化され、「サラリーマン」をはじめ多くの読者を獲得してきた。だが、なぜ、「歴史」とは縁遠いはずの人々までもが、その作品を手にしたのか。戦後の労働・教育・メディア等の変化がどう関わっていたのか。そもそも、司馬はなぜ「歴史」を選び取ったのか。司馬のライフコース(学歴、職歴、戦争体験など)がどう絡んでいたのか。本講座では、こうした観点から司馬作品が書かれ、読まれた「時代」を歴史社会学的に読み解いていく。
なお、本講座は司馬の文学や思想そのものを扱うものではない。あくまで、その背後にある昭和史を労働や教育、メディアとの関わりから捉え直すものである。
【各回の講義予定】
第1回 2024/ 3/ 6(水) 傍系エリートと戦争体験
第2回 2024/ 3/ 6(水) 終戦後の新聞記者経験と歴史作家への転身
第3回 2024/ 3/ 6(水) 高度成長以降の大衆教養主義とメディア変容
第4回 2024/ 3/ 6(水) 司馬史観の争点化と「昭和」の終焉
・歴史社会学的な観点から近現代史を読み解く視角を身に付ける
・「内容」よりも「機能」に着目するメディア論の視点を身に付ける。
・「教養」が求められる(求められなくなる)文化史・社会史的な背景を理解する。
【講義概要】
司馬遼太郎の歴史小説は、これまで6度もNHK大河ドラマ化され、「サラリーマン」をはじめ多くの読者を獲得してきた。だが、なぜ、「歴史」とは縁遠いはずの人々までもが、その作品を手にしたのか。戦後の労働・教育・メディア等の変化がどう関わっていたのか。そもそも、司馬はなぜ「歴史」を選び取ったのか。司馬のライフコース(学歴、職歴、戦争体験など)がどう絡んでいたのか。本講座では、こうした観点から司馬作品が書かれ、読まれた「時代」を歴史社会学的に読み解いていく。
なお、本講座は司馬の文学や思想そのものを扱うものではない。あくまで、その背後にある昭和史を労働や教育、メディアとの関わりから捉え直すものである。
【各回の講義予定】
第1回 2024/ 3/ 6(水) 傍系エリートと戦争体験
第2回 2024/ 3/ 6(水) 終戦後の新聞記者経験と歴史作家への転身
第3回 2024/ 3/ 6(水) 高度成長以降の大衆教養主義とメディア変容
第4回 2024/ 3/ 6(水) 司馬史観の争点化と「昭和」の終焉
備考
【ご受講に際して】
◆この講座は
2023年度 夏期 「「司馬遼太郎の時代」の社会史―戦争の記憶・メディア・大衆教養主義」 (07/05~07/26 水曜日、全4回)
で開講した講座のアーカイブ講座になります。
◆途中映像音声の乱れるところがありますがご了承ください。
◆オンデマンド講座のため講義内容に関する質疑は受付けいたしかねます。あらかじめご了承お願いいたします。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆この講座は
2023年度 夏期 「「司馬遼太郎の時代」の社会史―戦争の記憶・メディア・大衆教養主義」 (07/05~07/26 水曜日、全4回)
で開講した講座のアーカイブ講座になります。
◆途中映像音声の乱れるところがありますがご了承ください。
◆オンデマンド講座のため講義内容に関する質疑は受付けいたしかねます。あらかじめご了承お願いいたします。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 福間 良明 |
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肩書き | 立命館大学教授 |
プロフィール | 1969年、熊本県生まれ。京都大学博士(人間・環境学)。出版社勤務を経て、歴史社会学・メディア史の研究に携わる。主な研究対象は、「戦争の記憶」や大衆教養主義の戦後史。主著に『「戦争体験」の戦後史』(中公新書、2009年)、『「働く青年」と教養の戦後史』(筑摩選書、2017年)、『司馬遼太郎の時代』(中公新書、2022年)など。 |