講座詳細情報
申し込み締切日:2024-02-05 / 自然科学・環境 / 学内講座コード:340715
時間の正体を探る―時は流れる?戻る?分岐する?
- 開催日
- 2月 7日(水)~ 2月28日(水)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 15:05~16:35
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 13,662円
- 定員
- 24
- その他
- 会員受講料: 11,880円(入会金は8,000円(税込))
- 補足
講座詳細
【目標】
・現代物理学が明らかにした時間の正体が、「宇宙全域で一様に流れる」という古典的なイメージとはまったく異なることを理解する。
・時間の流れが生じる宇宙はどんな条件を満たすのか、そこでいかにして天体の形成や生命の発生が可能になったかを知る。
【講義概要】
時間の正体は、20世紀初頭に発表されたアインシュタインの一般相対論によって明らかにされました。それによると、あらゆる場所に固有の時間が存在しており、空間とあわせて(言わば)その上に物理現象が描かれる画布の縦糸と横糸を構成しているのです。さらに、20世紀後半になると、宇宙論の分野で詳細な観測データが集まり、天体が形成され生命が発生するような時間の流れがいかにして実現されたかが判明しました。本講義では、こうした物理学的な時間について、数式を使わず文系の人にもわかるように解説します。また、タイムマシンやパラレルワールドなどのSF的な話題に関しても、物理学でどのように扱われるかをお話しします。
【各回の講義予定】
第1回 2024/ 2/ 7(水) 時間のありか
第2回 2024/ 2/14(水) 「流れる時間」の起源
第3回 2024/ 2/21(水) 時間の循環と分岐
第4回 2024/ 2/28(水) いきものの時間、人間の時間
・現代物理学が明らかにした時間の正体が、「宇宙全域で一様に流れる」という古典的なイメージとはまったく異なることを理解する。
・時間の流れが生じる宇宙はどんな条件を満たすのか、そこでいかにして天体の形成や生命の発生が可能になったかを知る。
【講義概要】
時間の正体は、20世紀初頭に発表されたアインシュタインの一般相対論によって明らかにされました。それによると、あらゆる場所に固有の時間が存在しており、空間とあわせて(言わば)その上に物理現象が描かれる画布の縦糸と横糸を構成しているのです。さらに、20世紀後半になると、宇宙論の分野で詳細な観測データが集まり、天体が形成され生命が発生するような時間の流れがいかにして実現されたかが判明しました。本講義では、こうした物理学的な時間について、数式を使わず文系の人にもわかるように解説します。また、タイムマシンやパラレルワールドなどのSF的な話題に関しても、物理学でどのように扱われるかをお話しします。
【各回の講義予定】
第1回 2024/ 2/ 7(水) 時間のありか
第2回 2024/ 2/14(水) 「流れる時間」の起源
第3回 2024/ 2/21(水) 時間の循環と分岐
第4回 2024/ 2/28(水) いきものの時間、人間の時間
備考
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 吉田 伸夫 |
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肩書き | サイエンスライター、元東海大学・明海大学講師 |
プロフィール | 博士(理学、東京大学)。専門分野は、理論物理学(素粒子論・量子色力学)・科学史・科学論。明海大学・東海大学等で科学技術論などの講師を担当。主要著作:「科学はなぜわかりにくいのか」「人類はどれほど奇跡なのか」(技術評論社)「量子で読み解く生命・宇宙・時間」(幻冬舎)「時間はどこから来て、なぜ流れるのか?」「宇宙を統べる方程式」(講談社)「光の場、電子の海」(新潮社)など。 |