大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・平安時代前期の皇位継承について知識を深める。
・古典文化の前提にある歴史の理解を深める。
・「国風文化」をめぐる現在の研究状況に触れる。

【講義概要】
平安時代前期、仁明天皇の時代をとりあげ、宮廷社会を中心に育まれた文化が日本の古典文化となってゆく背景を探求する。歴史書の具体的な記事を読み進めながら、その背後で展開した宮廷の日々や皇位をめぐる政争にも目を向け、幅広い観点から平安時代のイメージを再検討してみたい。その際、現在でも身近な年中行事・伝統音楽として知られる雅楽の役割にも言及し、古典文学を理解するうえで必要な基礎知識を養うことも目的とする。

【各回の講義予定】
第1回 2023/11/16(木) 平安前期の皇位継承
第2回 2023/11/30(木) 年中行事の整備
第3回 2023/12/ 7(木) 「国風」文化の形成

【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講は12月14日(木)を予定しています。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆お申込みいただいた有料講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30 までに公開します。インタ
ーネット上で 1 週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員】授業動画の視聴方法(会員向け)
【ビジター・法人会員】授業動画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)
◆参考図書:『仁明天皇』 遠藤慶太著(吉川弘文館)をお読みいただくと、より理解が深まります。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	遠藤 慶太
肩書き	皇學館大学教授
プロフィール	兵庫県生まれ。博士(文学)。専門分野は日本古代史。『日本書紀』をはじめとした古代史書の成り立ちについて研究を進めている。単著には『六国史――日本書紀に始まる古代の「正史」』(中公新書)があるほか、講談社の学習まんが日本の歴史(古代)の監修を担当。