講座詳細情報
申し込み締切日:2023-10-31 / 自然科学・環境 / 学内講座コード:130745
土と日本人 私たちは本当に自然と共生した民族なのか?
- 開催日
- 11月 2日(木)~11月16日(木)
- 講座回数
- 3回
- 時間
- 10:40~12:10
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 10,246円
- 定員
- 30
- その他
- 会員受講料: 8,910円(入会金は8,000円(税込))
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・日本の自然、土壌の特徴を把握し、他地域との共通性、独自性を理解する。
・動植物の分布・生態と土の結びつきを把握し、食文化への影響を理解する。
・日本の自然資源利用の変遷を把握し、食料・環境危機の本質を理解する。
【講義概要】
日本には、里山に代表されるように、自然との共生を美徳とする風土があるといわれてきました。日本は水と土に恵まれた、豊かな自然環境にあるともいわれます。これは西洋の自然を克服しようという価値観の対極に位置付けられます。しかし、日本の自然について私たちはどれほど理解できているでしょうか。本当に日本の土は世界で一番なのでしょうか。この講義では、(1)日本の自然、土壌の特徴を他地域と比較して共通性、独自性を理解し、(2)土の違いによって生じる動植物の多様性が食文化、ひいては日本の歴史に与えた影響を理解し、(3)日本が現在抱える食糧・環境危機の本質を理解することを目指します。
【各回の講義予定】
第1回 2023/11/ 2(木) 日本の自然、土壌の特徴とは?
第2回 2023/11/ 9(木) 土がもたらす動植物と食文化の多様性
第3回 2023/11/16(木) 食糧・環境危機における日本の土の課題と可能性
・日本の自然、土壌の特徴を把握し、他地域との共通性、独自性を理解する。
・動植物の分布・生態と土の結びつきを把握し、食文化への影響を理解する。
・日本の自然資源利用の変遷を把握し、食料・環境危機の本質を理解する。
【講義概要】
日本には、里山に代表されるように、自然との共生を美徳とする風土があるといわれてきました。日本は水と土に恵まれた、豊かな自然環境にあるともいわれます。これは西洋の自然を克服しようという価値観の対極に位置付けられます。しかし、日本の自然について私たちはどれほど理解できているでしょうか。本当に日本の土は世界で一番なのでしょうか。この講義では、(1)日本の自然、土壌の特徴を他地域と比較して共通性、独自性を理解し、(2)土の違いによって生じる動植物の多様性が食文化、ひいては日本の歴史に与えた影響を理解し、(3)日本が現在抱える食糧・環境危機の本質を理解することを目指します。
【各回の講義予定】
第1回 2023/11/ 2(木) 日本の自然、土壌の特徴とは?
第2回 2023/11/ 9(木) 土がもたらす動植物と食文化の多様性
第3回 2023/11/16(木) 食糧・環境危機における日本の土の課題と可能性
備考
【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講日は11月30日(木)を予定しています。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆休講が発生した場合の補講日は11月30日(木)を予定しています。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 藤井 一至 |
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肩書き | 国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所主任研究員 |
プロフィール | 1981年富山県生まれ。土の研究者。国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所主任研究員。京都大学農学研究科博士課程修了。博士(農学)。カナダ極北の永久凍土からインドネシアの熱帯雨林までスコップ片手に世界、日本の各地を飛び回る。第1回日本生態学会奨励賞、第33回日本土壌肥料学会奨励賞、第15回日本農学進歩賞受賞。著書に『土 地球最後のナゾ 100億人を養う土壌を求めて』(光文社、第7回河合隼雄学芸賞受賞)『大地の五億年 せめぎあう土と生き物たち』(山と溪谷社)など。 |