検索:

トップ > 講座詳細


講座詳細情報

申し込み締切日:2023-11-09 / 日本史 / 学内講座コード:130299

貝の考古学 旧石器時代~古墳時代 人と貝との不思議な関わり

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
11月11日(土)~12月16日(土)
講座回数
6回
時間
10:40~12:10
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
20,493円
定員
30
その他
会員受講料: 17,820円(入会金は8,000円(税込))
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

関連講座

講座詳細

【目標】
・「生物」としての貝の不思議を知る
・貝殻のもつ魅力を知る
・貝と人の関わりの奥深さを知る

【講義概要】
人と貝とのつきあいは長い。食べ物としていかに利用されてきたかは、日本各地に残された縄文時代の貝塚を見れば明らかだ。日本人ほど、有史以前より好んで様々な貝を食してきた民族はあるまい。一方、軟体動物である貝は、軟らかい我が身を守る貝殻をもつのが特徴で、その形態は実に様々。硬いカルシウムでできた貝殻には、石に匹敵する強さや加工のしやすさを持つものもあるため、道具の素材としても利用された。とくに、アクセサリーとしての利用は多彩で、それらを得るために投入されたエネルギーは、私たちの想像を遥かに超えるものだった。考古学会初の研究手法により、日本列島全域を舞台に、講師が命がけで挑み再現した人と貝の関係史。

【各回の講義予定】
第1回 2023/11/11(土) 人と貝との関わり ~縄文人が食した貝と道具としての貝~
第2回 2023/11/18(土) 縄文人とベンケイガイ(弁慶貝)~縄文の海岸漂着物利用~
第3回 2023/11/25(土) 縄文人を魅了した不思議な貝 ~タカラガイとイモガイ~
第4回 2023/12/ 2(土) 貝製品をつくる縄文のムラ ~房総の貝材利用~
第5回 2023/12/ 9(土) 「貝の道」の考古学 ~南西諸島の貝材利用~
第6回 2023/12/16(土) 幻の貝「オオツタノハ」を追う! ~縄文から古墳時代まで6,000年間、日本列島の人びとを魅了した貝輪素材~

備考

【テキスト・参考図書】
テキスト
『房総の縄文大貝塚 西広貝塚 シリーズ「遺跡を学ぶ」080』(新泉社)(ISBN:978-4787710505)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 忍澤 成視
肩書き 市原市教育委員会文化財課学芸員、早稲田大学講師
プロフィール 1962年千葉県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科史学・考古学専攻修士課程修了。博士(文学、早稲田大学)。専門は日本考古学。主に、生物学的視点から貝を素材とした装飾品類を研究。縄文から古墳時代まで続く、「日本列島最長の威信財」とされるオオツタノハ製貝輪(腕輪)の謎を解明するため、列島各所の島嶼部を20年以上にわたって単独調査。2021年第46回「藤森栄一賞」受賞。2023年NHK-BSP「英雄たちの選択 海の縄文人」に出演。著書に「貝の考古学」同成社など。
資料を請求する

関連講座

質問する

↑ページの先頭へ

© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.