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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-11-05 / 文学 / 学内講座コード:130152

松本清張を読む

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
11月 7日(火)~12月 5日(火)
講座回数
5回
時間
13:10~14:40
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
17,077円
定員
30
その他
会員受講料: 14,850円(入会金は8,000円(税込))
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・松本清張が創出した社会派ミステリーの意義をたしかめる。
・各作品がどのように人と社会と時代にむきあったかを確認する。
・松本清張のように「何故だろう」という問いを日々の生活に向ける。

【講義概要】
松本清張がこの混乱と戦争の時代に大々的に復活しています。松本清張は、人と社会の暗い秘密をさぐりあて、それを暴露し、告発しつづけました。「新しい戦前」と称されもする今、人と社会の秘密はかえって見えにくいものになりつつあります。松本清張の社会派ミステリーは、わたしたちに人と社会の暗い秘密を見抜く必要とその方法を教えてくれます。「隠蔽と暴露」の作家松本清張の世界を、今回は戦争に深くかかわる主要作品の精読で辿ります。テキストはすべて入手可能な文庫本。

【各回の講義予定】
第1回 2023/11/ 7(火) 確信は冒頭のワンシーンにある――『小説帝銀事件』を精読する
第2回 2023/11/14(火) 不遇な者への共感から始まった――『或る「小倉日記」伝』を精読する
第3回 2023/11/21(火) 平和の中でも戦争は続いていた――『黒地の絵』を精読する
第4回 2023/11/28(火) 死んだはずの男が帰って来る――『球形の荒野』を精読する
第5回 2023/12/ 5(火) 核弾頭ミサイルが東京を襲う――『神と野獣の日』を精読する

備考

【ご受講に際して】
◆テキスト指定はしませんが、文庫本などでそれぞれの作品を読んでおいてください。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 高橋 敏夫
肩書き 早稲田大学名誉教授、文芸評論家
プロフィール 1952年香川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、同大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。早稲田大学文学部・大学院文学研究科教授を経て、現在、早稲田大学名誉教授。日本近現代文学研究。『松本清張 「隠蔽と暴露」の作家』(集英社新書)、『藤沢周平 負を生きる物語』(同)、『井上ひさし 希望としての笑い』(角川新書)、佐高信との長篇対談など多くの著作がある。
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