講座詳細情報
申し込み締切日:2023-08-24 / 自然科学・環境 / 学内講座コード:720710
寄生と共生の生態学―光合成をやめた植物の不思議な生活を中心に
- 開催日
- 8月26日(土)~ 9月 2日(土)
- 講座回数
- 2回
- 時間
- 10:30~12:00
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 6,831円
- 定員
- 30
- その他
- 会員受講料: 5,940円(入会金は8,000円(税込))
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・生き物同士の助け合いの実態を理解する。
・光合成をやめた植物について深く知る。
【講義概要】
皆さんは「植物の特徴は?」と聞かれた場合、どのように答えるでしょうか。多くの人が「葉緑素を持ち、光合成を行うこと」を挙げるのではないでしょうか。しかし、植物の中にも光合成をやめたものが存在します。光合成をやめた植物は、ごくわずかな期間しか地上に姿を現しません。また彼らは小型で地上に現れていたとしても発見困難です。そのため、私は、山中で地を這いつくばりながら何日も過ごすといったこともしばしばです。そうして野外観察を行う過程で、光合成をやめた植物は、花粉を運ぶ昆虫や種子を運ぶ動物といった他の生物との共生関係を変化させ「驚くべき生活」をしていることがわかってきました。その生活の一端をご紹介したいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 8/26(土) 植物をめぐる助け合いと騙しあい:実はしたたかな生物同士の繋がり
第2回 2023/ 9/ 2(土) 光合成をやめた植物のしたたかな生存戦略
・生き物同士の助け合いの実態を理解する。
・光合成をやめた植物について深く知る。
【講義概要】
皆さんは「植物の特徴は?」と聞かれた場合、どのように答えるでしょうか。多くの人が「葉緑素を持ち、光合成を行うこと」を挙げるのではないでしょうか。しかし、植物の中にも光合成をやめたものが存在します。光合成をやめた植物は、ごくわずかな期間しか地上に姿を現しません。また彼らは小型で地上に現れていたとしても発見困難です。そのため、私は、山中で地を這いつくばりながら何日も過ごすといったこともしばしばです。そうして野外観察を行う過程で、光合成をやめた植物は、花粉を運ぶ昆虫や種子を運ぶ動物といった他の生物との共生関係を変化させ「驚くべき生活」をしていることがわかってきました。その生活の一端をご紹介したいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 8/26(土) 植物をめぐる助け合いと騙しあい:実はしたたかな生物同士の繋がり
第2回 2023/ 9/ 2(土) 光合成をやめた植物のしたたかな生存戦略
備考
【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講日は9月9日(土)を予定しております。
◆Zoom ミーティングを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆お申込みいただいた有料講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30 までに公開します。インタ
ーネット上で 1 週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員】授業動画の視聴方法(会員向け)
【ビジター・法人会員】授業動画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆休講が発生した場合の補講日は9月9日(土)を予定しております。
◆Zoom ミーティングを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆お申込みいただいた有料講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30 までに公開します。インタ
ーネット上で 1 週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員】授業動画の視聴方法(会員向け)
【ビジター・法人会員】授業動画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 末次 健司 |
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肩書き | 神戸大学大学院教授、神戸大学高等学術研究院卓越教授 |
プロフィール | 光合成をやめた植物研究者。 「寄生と共生」をキーワードに、日本の豊かな生物多様性を活かし、植物、菌類や昆虫といった様々な生物の研究を展開。書籍として『「植物」をやめた植物たち(たくさんのふしぎ:福音館書店) 』などがある。 |