講座詳細情報
申し込み締切日:2023-07-18 / 世界史 / 学内講座コード:320301
ヴェトナム戦争と「分断」のアメリカ現代史
- 開催日
- 7月20日(木)~ 9月 7日(木)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 10:40~12:10
- 講座区分
- その他
- 入学金
- -
- 受講料
- 17,077円
- 定員
- 24
- その他
- 会員受講料: 14,850円(入会金は8,000円(税込))
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
2023年はアメリカ正規地上軍がインドシナ半島から撤退してちょうど50年め。「アメリカにとっての」ヴェトナム戦争が終わって半世紀に当たるわけです。当時、世界的にひろがった反戦運動の社会機運を思い返すと、「分断」の現代のあまりの落差に絶句する思いがします。なぜそうなったのか――簡単に答えの出る問いではありませんが、このクラスはみなさんの議論を通して考察するためにあります。
【講義概要】
このクラスでは単に現代史を時間順にふりかえるのではなく、各回のテーマで議論に角度をつけながら考察します。たとえば「それはなぜ『ヴェトナム戦争』と呼ばれるのか」「アメリカ社会はいつヴェトナム戦争と『出逢った』のか」といったように。
また、このクラスでは一方的な講義だけでなく、できるだけ受講生の方たちにも発言していただきながら考察を進めたいと思います(いわゆる「反転授業」の社会人講座版ですね)。それゆえ事前の知識は必要ありませんが、授業ごとにテクストの指定部分を読んでくることが求められます。
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 7/20(木) ヴェトナム戦争とはなんだったか――名称から考える
第2回 2023/ 7/27(木) アメリカ社会は、いつ、ヴェトナム戦争と出逢ったのか? その1
第3回 2023/ 8/ 3(木) アメリカ社会は、いつ、ヴェトナム戦争と出逢ったのか? その2
第4回 2023/ 8/24(木) ヴェトナム戦争映画が描く「ヴェトナム」
第5回 2023/ 9/ 7(木) まとめ ヴェトナム戦争に始まる「分断」の政治文化
2023年はアメリカ正規地上軍がインドシナ半島から撤退してちょうど50年め。「アメリカにとっての」ヴェトナム戦争が終わって半世紀に当たるわけです。当時、世界的にひろがった反戦運動の社会機運を思い返すと、「分断」の現代のあまりの落差に絶句する思いがします。なぜそうなったのか――簡単に答えの出る問いではありませんが、このクラスはみなさんの議論を通して考察するためにあります。
【講義概要】
このクラスでは単に現代史を時間順にふりかえるのではなく、各回のテーマで議論に角度をつけながら考察します。たとえば「それはなぜ『ヴェトナム戦争』と呼ばれるのか」「アメリカ社会はいつヴェトナム戦争と『出逢った』のか」といったように。
また、このクラスでは一方的な講義だけでなく、できるだけ受講生の方たちにも発言していただきながら考察を進めたいと思います(いわゆる「反転授業」の社会人講座版ですね)。それゆえ事前の知識は必要ありませんが、授業ごとにテクストの指定部分を読んでくることが求められます。
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 7/20(木) ヴェトナム戦争とはなんだったか――名称から考える
第2回 2023/ 7/27(木) アメリカ社会は、いつ、ヴェトナム戦争と出逢ったのか? その1
第3回 2023/ 8/ 3(木) アメリカ社会は、いつ、ヴェトナム戦争と出逢ったのか? その2
第4回 2023/ 8/24(木) ヴェトナム戦争映画が描く「ヴェトナム」
第5回 2023/ 9/ 7(木) まとめ ヴェトナム戦争に始まる「分断」の政治文化
備考
【テキスト・参考図書】
テキスト
『ジャングル・クルーズにうってつけの日――ヴェトナム戦争の文化とイメージ』(岩波現代文庫)(ISBN:978-4006003388)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
テキスト
『ジャングル・クルーズにうってつけの日――ヴェトナム戦争の文化とイメージ』(岩波現代文庫)(ISBN:978-4006003388)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 生井 英考 |
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肩書き | 立教大学アメリカ研究所員、上智大学アメリカ・カナダ研究所客員研究員 |
プロフィール | 2020年3月まで立教大学社会学部教授。定年後は朝日新聞書評委員などをつとめる。慶応大学文学部時代の専攻は日本民俗学。その後、映像人類学に転じ、ヴェトナム戦争とその後の社会変容についてのリサーチを通して、学際分野としてのアメリカ研究が専門となった。 |