検索:

トップ > 講座詳細


講座詳細情報

申し込み締切日:2024-01-23 / 世界史 / 学内講座コード:140308

【対面+オンラインのハイブリッド】1930年代と現在―「新たな戦前」を再考する ―ヒトラーとプーチンは類似するのか

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
1月25日(木)~ 2月29日(木)
講座回数
6回
時間
10:40~12:10
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
20,493円
定員
30
その他
会員受講料: 17,820円(入会金は8,000円(税込))
補足
講座を申し込む 資料を請求する

講座詳細

【目標】
・プーチン戦争勃発により、「新たな戦前」へ振り子が振れた現代ヨーロッパの状況に、類似性が指摘される1930年ヨーロッパの破滅への道程を、当時の実情に即して学びなおす。
・1930年代のヒトラー現象(ファシズム)と、現在のプーチンの遣り口は共通性を持ちうるのか。第二次世界大戦を阻止できなかった1930年代ヨ―ロッパと現在は類似しているのか? E.H.カーが『危機の20年』の中で捉えた「戦前の世界」の実相を歴史批判的に検討する。

【講義概要】
現在喧伝されている「新たな戦前論」の実態を、直近の「戦前」である1930年代の世界を振り返る中で再考する。ヴェルサイユ・ロカルノ体制の崩壊から第二次大戦突入までの過程を丹念に辿ることで、現在の「プーチン戦争の時代」を捉え直す手がかりを考える。
1930年代の日本・ドイツの対外膨張政策とイギリス・フランスの対応について、国際政治における「抑止と宥和」の観点から検証する。現代への教訓、なぜ誰も望まない大戦に突入したのか? 米英仏独伊ソ6大国間の政策決定過程および権力外交戦の実態も明らかにする。
最新の研究動向に基づき、資料や映像も駆使して、皆様と共に学びたいと思います。初心者の方も大歓迎です!!

【各回の講義予定】
第1回 2024/ 1/25(木) ヴェルサイユ ― 第二次大戦の起源
第2回 2024/ 2/ 1(木) ヴァイマールの黄昏 ― ヒトラー登場
第3回 2024/ 2/ 8(木) 1930年代東アジア ― 破綻は満州から
第4回 2024/ 2/15(木) 1930年代ヨーロッパ ― ヒトラー外交と宥和の論理
第5回 2024/ 2/22(木) スペイン内戦の意義 ― プーチン戦争との類似性は?
第6回 2024/ 2/29(木) ダンツイヒ ― 破滅へのカウントダウン

備考

【ご受講に際して】
◆参考図書は講義時に適宜紹介します。
◆各回の講義には、前回配付した資料もご持参ください。

◆本講座は対面でもオンラインでも受講できるハイブリッド形式の講座です。対面・オンラインのご都合のよい形式でご受講いただけます。
◆講師は早稲田校の教室で講義し、その講義がオンラインで同時配信されます。
◆対面で受講するときは、「受講証兼教室案内」に記載された教室へお越しください。「受講証兼教室案内」は開講が確定してから送付されます。
◆オンラインで受講するときは、マイページからご受講ください。
◆オンラインでの受講を予定している方は、お申し込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆本講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30までに公開します。インターネット上で1週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員】授業動画の視聴方法(会員向け)
【ビジター・法人会員】授業動画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 宮坂 豊彦
肩書き 現代史研究家、早稲田大学招聘研究員
プロフィール 早稲田大学卒業。修士(政治学)。専門分野は、西欧国際関係史、イギリス現代史。ヨーロッパ国際関係・イギリス政治外交・ファシズム政治外交・日本政治外交など、現代史分野を幅広く研究する。大学などで現代史を教える。現代史関係の著書がある。
講座を申し込む 資料を請求する

関連講座

質問する

↑ページの先頭へ

© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.