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講座詳細情報

申し込み締切日:2024-01-18 / 世界史 / 学内講座コード:740360

『指輪物語』によむケルトとアングロ=サクソンの神話と考古学

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター オンライン講座(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
1月20日(土)~ 3月 2日(土)
講座回数
3回
時間
10:30~12:00
講座区分
数回もの 
入学金
 - 
受講料
10,246円
定員
30
その他
会員受講料: 8,910円(入会金は8,000円(税込))
補足
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講座詳細

【目標】
・トールキンのファンタジーの傑作『指輪物語』に、イギリスの「アングロ=サクソン」文化と、「ケルト」の神話や歴史が、どのように反映されているかを理解する。
・黄金の「指輪」の発想の原点にあった、ユーロ=アジア文明とヨーロッパの「神話」と「考古学」から物語を理解する。

【講義概要】
世界中で愛読されているファンタジー作品の傑作、トールキンの『指輪物語』には、イギリスの中心にある「アングロ=サクソン」文化の要素と、その周辺にあり続けた「ケルト」文化の要素(言語・神話伝説・歴史的背景)の両方が、物語の細部に影響を与えている。今回は、『指輪物語』の三部作と、その前身となった『ホビットの冒険』を含めて、「指輪」という「黄金の宝物」をめぐる物語自体の発想の始原にあった「神話」と「考古学」を探究する。❶作品誕生の時代的背景と、物語の舞台の「世界/地図」創造の理由、❷主人公たち、地誌・地名・文物 ❸初期中世の考古学的発見との関係や、映画や音楽表現におけるアイルランド的要素を学ぶ。

【各回の講義予定】
第1回 2024/ 1/20(土) トールキン『指輪物語』と「中つ国」の世界地図の由来
第2回 2024/ 2/17(土) 『指輪物語』の「ケルト的」要素
第3回 2024/ 3/ 2(土) 黄金の宝物をめぐる『指輪物語』と『ベーオウルフ』の叙事詩と考古学

備考

【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講日は、3月9日(土)を予定しています。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆『ケルト 再生の思想』(ちくま新書)、『図説 ケルトの歴史』(河出書房新社)、『ケルトの想像力 ―歴史・神話・芸術』(青土社)、『ケルトの魂』(対談集:平凡社)、『ケルトの神話伝説』(創元社)等の図版やキーワードを中心に活用し講義いたします。参考図書として同書をお読みいただけると、より理解が深まります。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆お申込みいただいた有料講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30までに公開します。インターネット上で1週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員】授業動画の視聴方法(会員向け)
【ビジター・法人会員】授業動画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 鶴岡 真弓
肩書き 多摩美術大学名誉教授
プロフィール 1952年生。早大大学院修了。ケルト文化芸術研究。ユーロ=アジア世界の生命表象研究。『ケルト/装飾的思考』『ケルト美術』『芸術人類学講義』(編著)(筑摩書房)『ケルトの想像力』(青土社)『装飾する魂』『ケルトの魂』『京都異国遺産』(編著)(平凡社)『図説 ケルトの歴史』(共著:河出書房新社)『ケルトの宗教 ドルイディズム』(共著:岩波書店)ミーハン『ケルズの書』(訳:岩波書店 & 創元社)『阿修羅のジュエリー』(イーストプレス)ピゴット『ケルトの賢者ドルイド』(訳:講談社)等著訳書多数。『ケルト再生の思想』(ちくま新書:河合隼雄学芸賞)。
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