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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-05-21 / 日本史 / 学内講座コード:710217

昆虫考古学ー縄文人の暮らしを探る

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター オンライン講座(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
5月23日(火)~ 6月20日(火)
講座回数
5回
時間
10:30~12:00
講座区分
前期 
入学金
 - 
受講料
17,077円
定員
30
その他
会員受講料: 14,850円(入会金は8,000円(税込))
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・考古学研究における新たな分析手法(土器圧痕法)の原理について理解を深める。
・学術研究における既存学説にとらわれない新たな視点と手法の重要性を学ぶ。
・栽培植物や家屋害虫の歴史について理解を深める。

【講義概要】
土器圧痕は今世紀に入り数ーの発見をもたらしました。弥生時代に稲作と共に大陸から伝来したと考えられていたダイズやアズキが縄文人によって栽培されていたこと、コクゾウムシがイネの随伴害虫ではなく、既に1万年前から貯蔵ドングリやクリを加害していたことなど、既存の縄文人観を塗り替える発見ばかりです。土器粘土に多数のダイズやエゴマ、コクゾウムシを練り込んだ土器も発見されています。よって、縄文人は日ーの食料獲得に苦しんだ人ーではなく、植物を巧みに操る「狩猟栽培民」であったといえます。また、害虫に悩む姿は、私たち現代人と同じです。本講義では、土器圧痕法研究による昆虫を中心とした「目からうろこ」の新事実を紹介します。

【各回の講義予定】
第1回 2023/ 5/23(火) 昆虫が見た人の死:殯とハエ
第2回 2023/ 5/30(火) 栽培植物・家屋害虫とは一体何モノ?
第3回 2023/ 6/ 6(火) 縄文時代観の変革:マメを育てた縄文人
第4回 2023/ 6/13(火) 食料運搬の証人:コクゾウムシ
第5回 2023/ 6/20(火) イエゴキブリとその起源

備考

【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講は、6月27日(火)を予定しております。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆本講座の動画は、当該講座実施の翌ー日(休業日を除く)17:30までに公開します。インターネット上で1週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員】授業動画の視聴方法(会員向け)
【ビジター・法人会員】授業動画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 小畑 弘己
肩書き 熊本大学教授
プロフィール 長崎県生まれ。博士(文学、九州大学)。専門分野は東北アジア先史学(考古学)で、最近は土器圧痕法(X線CT)による植物考古学や昆虫考古学の研究を進めている。主な著書に、『たねをまく縄文人』(吉川弘文館)や『昆虫考古学』(角川出版)などがある。
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