講座詳細情報
申し込み締切日:2023-04-13 / 日本史 / 学内講座コード:210202
縄文の美を生んだくらしと文化 縄文時代中期の隆盛と変革
- 開催日
- 4月15日(土)~ 5月20日(土)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 10:40~12:10
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 13,662円
- 定員
- 30
- その他
- 会員受講料: 11,880円(入会金は8,000円(税込))
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・縄文時代中期文化の年代や生活などに関する最新の知識を得る。
・前後の時期との比較によって中期文化の理解を深める。
・無文字社会の歴史を考古資料から読み解く手続きを習得する。
【講義概要】
岡本太郎が東京国立博物館で衝撃を受けた縄文土器は中期の土器でした。近年の縄文中期の土器研究には、装飾性に富む魅力的な土器の広がりやその社会的な背景に興味深い発見があります。約15,000年前に始まる縄文時代のうち、約5,400年前からの1,000年間に相当する中期の土器製作、生業基盤、儀礼にまつわる近年の研究成果を取りあげ、中期文化を多角的に読み解いていきます。現代人とは違うが、時には共通する縄文人の生活文化について具体的な事例を用いて解説し、考古資料の比較観察により中期文化の隆盛と変革の過程を探ります。
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 4/15(土) 縄文時代と中期文化の特性
第2回 2023/ 4/22(土) 中期土器の審美性とキメラ土器から探る中期社会
第3回 2023/ 5/13(土) 中期の生業基盤と儀礼行為の変革を巡る新視点
第4回 2023/ 5/20(土) 縄文時代における中期の文化的な位置付け
・縄文時代中期文化の年代や生活などに関する最新の知識を得る。
・前後の時期との比較によって中期文化の理解を深める。
・無文字社会の歴史を考古資料から読み解く手続きを習得する。
【講義概要】
岡本太郎が東京国立博物館で衝撃を受けた縄文土器は中期の土器でした。近年の縄文中期の土器研究には、装飾性に富む魅力的な土器の広がりやその社会的な背景に興味深い発見があります。約15,000年前に始まる縄文時代のうち、約5,400年前からの1,000年間に相当する中期の土器製作、生業基盤、儀礼にまつわる近年の研究成果を取りあげ、中期文化を多角的に読み解いていきます。現代人とは違うが、時には共通する縄文人の生活文化について具体的な事例を用いて解説し、考古資料の比較観察により中期文化の隆盛と変革の過程を探ります。
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 4/15(土) 縄文時代と中期文化の特性
第2回 2023/ 4/22(土) 中期土器の審美性とキメラ土器から探る中期社会
第3回 2023/ 5/13(土) 中期の生業基盤と儀礼行為の変革を巡る新視点
第4回 2023/ 5/20(土) 縄文時代における中期の文化的な位置付け
備考
【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講日は5月27日を予定しています。
◆2022年度夏学期の早稲田校での同名講座に一部新たな知見を加えて再構成したものです。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆休講が発生した場合の補講日は5月27日を予定しています。
◆2022年度夏学期の早稲田校での同名講座に一部新たな知見を加えて再構成したものです。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 山本 典幸 |
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肩書き | 武蔵大学講師 |
プロフィール | 山口県生まれ。博士(歴史学、國學院大學)。専門分野は先史考古学、特に縄文文化とブリテン島新石器文化の生活構造の比較研究。武蔵大学で「日本考古学」や「日本考古学演習」などを担当。主要著書として、『縄文時代の地域生活史』(2000年、ミュゼ)、『考古学の地平Iー縄文社会を集落から読み解くー』(2016年、六一書房)、『考古学の地平IIー縄文時代中期の土器論と生業研究の新視点ー』(2019年、六一書房)など。 |