講座詳細情報
申し込み締切日:2022-04-03 / 自然科学・環境 / 学内講座コード:110713
地球大気環境の変遷 地球誕生から現在まで
- 開催日
- 4月 5日(火)~ 6月14日(火)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 29,700円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 34,155円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・46億年前の地球誕生期の大気組成では90%以上は二酸化炭素であったことを知る。
・その大気がいくつかの段階を経て現在のCO2濃度の0.036%まで急減した理由を知る。
・急減した各段階においては、地球のみに存在する水が決定的な役割を果たしたことを理解する。金星や火星には水は無い。
・地球温暖化現象と待機中のCO2濃度との関係を検討する。また氷期~間氷期の発生メカニズムを理解する。
【講義概要】
我々は今、大気中の二酸化炭素の増加によって温暖化の危機に瀕しています。この温暖化は海水温の上昇による異常気象を引き起こし、2019年秋には2度にわたる台風の当来をみ、また岡山県や九州地方、広島市など、各地の集中豪雨を発生させました。しかし地球温暖化をもたらす二酸化炭素の大気中の量はほんのわずかな量ですが、実は46億年前、地球が誕生したばかりの大気には、90%をはるかに超える大量の二酸化炭素が大気中にあったのです。当時の大気の状況は、金星と火星に現在も残されています。ではなぜ、どのようにして大気中の二酸化炭素は激減したのでしょうか? この謎を解き明かすことは、なぜ、地球だけが人類が棲める惑星になったのか?という疑問に答えることでもあります。
【各回の講義予定】
第1回 2022/ 4/ 5(火) 地球型惑星の誕生
第2回 2022/ 4/12(火) 金星と火星の大気組成
第3回 2022/ 4/19(火) 水の働きによる二酸化炭素の減少
第4回 2022/ 4/26(火) ラン藻の出現と縞状鉄鉱床の形成
第5回 2022/ 5/10(火) サンゴ礁の形成と陸上植物の出現
第6回 2022/ 5/17(火) 白亜紀とLPTMに起こった地球温暖化
第7回 2022/ 5/24(火) 地球市場のいくつかの大事件
第8回 2022/ 5/31(火) ミランコビッチサイクル(繰り返される氷期と間氷期)
第9回 2022/ 6/ 7(火) エルニーニョとラニーニャ(テレコネクションの概念)
第10回 2022/ 6/14(火) 現在と未来の地球大気の二酸化炭素
・46億年前の地球誕生期の大気組成では90%以上は二酸化炭素であったことを知る。
・その大気がいくつかの段階を経て現在のCO2濃度の0.036%まで急減した理由を知る。
・急減した各段階においては、地球のみに存在する水が決定的な役割を果たしたことを理解する。金星や火星には水は無い。
・地球温暖化現象と待機中のCO2濃度との関係を検討する。また氷期~間氷期の発生メカニズムを理解する。
【講義概要】
我々は今、大気中の二酸化炭素の増加によって温暖化の危機に瀕しています。この温暖化は海水温の上昇による異常気象を引き起こし、2019年秋には2度にわたる台風の当来をみ、また岡山県や九州地方、広島市など、各地の集中豪雨を発生させました。しかし地球温暖化をもたらす二酸化炭素の大気中の量はほんのわずかな量ですが、実は46億年前、地球が誕生したばかりの大気には、90%をはるかに超える大量の二酸化炭素が大気中にあったのです。当時の大気の状況は、金星と火星に現在も残されています。ではなぜ、どのようにして大気中の二酸化炭素は激減したのでしょうか? この謎を解き明かすことは、なぜ、地球だけが人類が棲める惑星になったのか?という疑問に答えることでもあります。
【各回の講義予定】
第1回 2022/ 4/ 5(火) 地球型惑星の誕生
第2回 2022/ 4/12(火) 金星と火星の大気組成
第3回 2022/ 4/19(火) 水の働きによる二酸化炭素の減少
第4回 2022/ 4/26(火) ラン藻の出現と縞状鉄鉱床の形成
第5回 2022/ 5/10(火) サンゴ礁の形成と陸上植物の出現
第6回 2022/ 5/17(火) 白亜紀とLPTMに起こった地球温暖化
第7回 2022/ 5/24(火) 地球市場のいくつかの大事件
第8回 2022/ 5/31(火) ミランコビッチサイクル(繰り返される氷期と間氷期)
第9回 2022/ 6/ 7(火) エルニーニョとラニーニャ(テレコネクションの概念)
第10回 2022/ 6/14(火) 現在と未来の地球大気の二酸化炭素
備考
【ご受講に際して】
◆講義内容は2021年度とほぼ同じですが、今年度も重要なエネルギー源であり、かつ二酸化炭素増加の元凶でもある石油・石炭についてやや詳しく講義します。また地球温暖化現象に対して懐疑的な人々への反論も試みます。講義では講義資料集(約80ページ)を使い、パワーポイントも多用します。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆講義内容は2021年度とほぼ同じですが、今年度も重要なエネルギー源であり、かつ二酸化炭素増加の元凶でもある石油・石炭についてやや詳しく講義します。また地球温暖化現象に対して懐疑的な人々への反論も試みます。講義では講義資料集(約80ページ)を使い、パワーポイントも多用します。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 八木下 晃司 |
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肩書き | 元岩手大学教授、元放送大学講師 |
プロフィール | 1985年、トロント大学大学院博士課程修了。Ph.D。専攻は地質学、堆積学、地球史学。学位論文ではカナダ西海岸の中生代白亜紀の地層を研究、帰国後は東北地方太平洋岸の同じく白亜紀の地層の研究に従事。元岩手大学教授、元放送大学講師。主な著作『岩相解析および堆積構造(増補・改訂版)』(古今書院)、『堆積岩石学の概要』(NSK出版)、『地球大百科事典(共著)』(朝倉書店)。 |