大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・役者絵の歴史を理解する
・役者絵の特徴を理解する
・歌舞伎作品の描かれ方を学ぶ

【講義概要】
江戸時代後期には、歌舞伎人気と共に数多くの役者絵が板行されました。そこで、代表的な義太夫狂言や歌舞伎十八番、女形、死絵などの役者絵を事例に取り上げます。歌舞伎関係の浮世絵には、どのような情報が盛り込まれているかや描かれている役者、作品の特徴などを学んでいきます。また、絵師による描き方の相違なども理解していきます。一枚の浮世絵から広がる世界を想像力豊かに楽しんでいきましょう。

【各回の講義予定】
第1回 2018/10/ 1(月) 義太夫狂言(1)　菅原伝授手習鑑
第2回 2018/10/15(月) 義太夫狂言(2)　義経千本桜
第3回 2018/10/22(月) 義太夫狂言(3)　仮名手本忠臣蔵
第4回 2018/10/29(月) 歌舞伎十八番(1)
第5回 2018/11/ 5(月) 歌舞伎十八番(2)
第6回 2018/11/12(月) 女形(1)
第7回 2018/11/19(月) 女形(2)
第8回 2018/11/26(月) 死絵(1)
第9回 2018/12/ 3(月) 死絵(2)
第10回 2018/12/10(月) まとめ

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	木村 涼
肩書き	岐阜女子大学特任准教授
プロフィール	法政大学文学部史学科卒業後、同大学院人文科学研究科日本史学専攻博士後期課程単位取得満期退学。博士(歴史学・法政大学)。専門分野は日本近世史。著書に『七代目市川團十郎の史的研究』(吉川弘文館、2014年)、『八代目市川團十郎　気高く咲いた江戸の花』（吉川弘文館、2017年）などがある。