大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・日本と関わりの深い外国人建築家：フランク・ロイド・ライトトアントニン・レーモンドの作品を味わう
・近代建築の発展における国際的な文化交流・融合の実際を知る
・実例に基づき簡単な建築物のスケッチ（サムネイル・スケッチ）を体験する

【講義概要】
建築家フランク・ロイド・ライトは、アメリカの大地と日本の芸術文化に学び、ヨーロッパからライトのもとで学んでいたアントニン・レーモンドは、ライトとともに帝国ホテルの仕事のために来日し、その後、日本人建築家を訓練し育てました。この、アメリカ・日本・ヨーロッパを結ぶ巨大な円環を、建築作品を通じて観察します。近代の文化がこのような国際的円環を通じて発展していったということ、その一つの事象を、建築の面から辿っていきたいと思います。

【各回の講義予定】
第1回 2024/ 1/20(土) 建築と国際性と風土・プレイリー住宅
第2回 2024/ 1/27(土) ヴァスムート版作品集・帝国ホテルの解剖学
第3回 2024/ 2/10(土) レーモンドの地域性・巨大な円環

【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講は、2月17日(土)を予定しております。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず
「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆本講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30までに公開します。インターネット上で1週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員】授業動画の視聴方法(会員向け)
【ビジター・法人会員】授業動画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	富岡 義人
肩書き	三重大学教授
プロフィール	1986年東京大学工学部建築学科卒業、1986～91年同大学院と香山アトリエで学ぶ、1991年東京大学助手、1994年工学博士、三重大学講師、1997年ペンシルベニア大学美術大学院客員研究員、三重大学助教授、2009年同教授、専門は建築設計論・形態論