大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
フランスという国の歴史のおおよそをたどり、その作り出した文化の、時代ごとの様子を、学んでいきます。
有史以前は別としても、現在のフランスにつながる歴史は、およそ2000年前に始まります。その長い歴史を展望するには、短期間では行き届きませんから、時間をかけて、少しずつ区切って時代をたどります。

【講義概要】
2018年秋学期は、フランスという国とその文化にとって、決定的と言える出来事の続いた、17・18世紀を扱うことになります。時代の動きから、文化・芸術の展開にわたって、展望していきます。

【各回の講義予定】
第1回 2018/10/ 3(水) 絶対王政の確立の時代
第2回 2018/10/10(水) バロックか古典主義か
第3回 2018/10/17(水) 古典主義の時代（1）文学・演劇
第4回 2018/10/24(水) 古典主義の時代（2）美術・建築
第5回 2018/10/31(水) フランス音楽が始まる
第6回 2018/11/ 7(水) ロココの時代
第7回 2018/11/14(水) 啓蒙の時代の思想と芸術
第8回 2018/11/21(水) 人権の思想
第9回 2018/11/28(水) 自然の発見
第10回 2018/12/ 5(水) 革命の時代の芸術

【ご受講に際して】
◆フランス語その他の予備知識は必要ありません。
◆各回ごとの講座のテキスト;歴史と文化の年表;歴史地図;文学テキストの抜粋資料などをお配りします。
◆上記の各回講義予定については、変更の可能性があります。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	小林 茂
肩書き	早稲田大学名誉教授
プロフィール	1942年東京生まれ。早稲田大学卒。早稲田大学文学部教授を経て、2012年名誉教授。NHKテレビ・フランス語講座講師、パリ国際大学都市日本館館長など歴任。著訳書に『新スタンダード仏和辞典』〔共同編著〕(大修館書店)、イヴァン・コンボー『新版パリの歴史』(白水社)、『薩摩治郎八』(ミネルヴァ書房)他。