講座詳細情報
申し込み締切日:2024-01-27 / 世界史 / 学内講座コード:340305
戦後イタリア社会における「歴史の記憶」と現在 移民・マフィア・ファシズムの記憶・「未回収」の地
- 開催日
- 1月29日(月)~ 3月 4日(月)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 10:40~12:10
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 13,662円
- 定員
- 24
- その他
- 会員受講料: 11,880円(入会金は8,000円(税込))
- 補足
講座詳細
【目標】
・第二次世界大戦後のイタリアの歴史を、ヨーロッパ史や世界史の文脈の中で理解することができる。
・第二次世界大戦後のイタリアの地域社会の変容を、同時期の日本との比較を通して理解することができる
・第二次世界大戦後のイタリアにおけるさまざまな「歴史の記憶」について、同時期の日本との比較を通じて理解できる。
【講義概要】
第二次世界大戦後のイタリアは、19世紀半ばの国家統一やファシズムなど、それまでに経験してきた歴史をめぐるさまざまな「記憶」を抱えて出発しました。また、戦後70年以上が経過するなかで、そうした「記憶」も変容したり、新たな「歴史の記憶」を形成したりしてきました。本講座では、4回にわたり、「移民」、「マフィア」、「ファシズム」、「未回収の地」をそれぞれ取り上げ、そうした諸問題をめぐって現在のイタリア社会の底流にある「歴史の記憶」について語ります。また、日本における同様の問題をめぐる「歴史の記憶」にも言及し、イタリアとの比較を行います。
【各回の講義予定】
第1回 2024/ 1/29(月) 移民―送り出し国から受け入れ国への転換と「歴史の記憶」
第2回 2024/ 2/ 5(月) マフィア―シチリアからの拠点の移動と「歴史の記憶」
第3回 2024/ 2/26(月) ファシズム―「イタリアの同胞」と「歴史の記憶」
第4回 2024/ 3/ 4(月) 「未回収」の地―トリエステとジュリア・ダルマツィアをめぐる「歴史の記憶」
・第二次世界大戦後のイタリアの歴史を、ヨーロッパ史や世界史の文脈の中で理解することができる。
・第二次世界大戦後のイタリアの地域社会の変容を、同時期の日本との比較を通して理解することができる
・第二次世界大戦後のイタリアにおけるさまざまな「歴史の記憶」について、同時期の日本との比較を通じて理解できる。
【講義概要】
第二次世界大戦後のイタリアは、19世紀半ばの国家統一やファシズムなど、それまでに経験してきた歴史をめぐるさまざまな「記憶」を抱えて出発しました。また、戦後70年以上が経過するなかで、そうした「記憶」も変容したり、新たな「歴史の記憶」を形成したりしてきました。本講座では、4回にわたり、「移民」、「マフィア」、「ファシズム」、「未回収の地」をそれぞれ取り上げ、そうした諸問題をめぐって現在のイタリア社会の底流にある「歴史の記憶」について語ります。また、日本における同様の問題をめぐる「歴史の記憶」にも言及し、イタリアとの比較を行います。
【各回の講義予定】
第1回 2024/ 1/29(月) 移民―送り出し国から受け入れ国への転換と「歴史の記憶」
第2回 2024/ 2/ 5(月) マフィア―シチリアからの拠点の移動と「歴史の記憶」
第3回 2024/ 2/26(月) ファシズム―「イタリアの同胞」と「歴史の記憶」
第4回 2024/ 3/ 4(月) 「未回収」の地―トリエステとジュリア・ダルマツィアをめぐる「歴史の記憶」
備考
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
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講師陣
名前 | 北村 暁夫 |
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肩書き | 日本女子大学教授 |
プロフィール | 1959年東京生まれ。東京大学文学部西洋史学科卒業、同大学院人文科学研究科西洋史学専攻博士課程中退。専門分野は、イタリア近現代史、ヨーロッパ移民史。著書・編著に、『ナポリのマラドーナ』(山川出版社)、『イタリア史10講』(岩波新書)、『近代ヨーロッパと人の移動』(共編著、山川出版社)、『近現代ヨーロッパの歴史』(共編著、放送大学教育振興会)などがある。 |