大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
……かけがえのない人生を大切に……
死がタブー視されているのを直そうと思います。死ぬ時だけが尊厳ではないはずです。生きている時こそ尊厳でありたいものです。そのためには、人と人との関係の大切さ、自立よりも依存の大切さを学びます。生きることの意味を考えます。死を自由に語ることができ、生と死が響きあえるよう念願します。

【講義概要】
命を大切にしましょう。ここでは〈死と向き合って生きる〉ことに重点をおきます。講義内容は、生とは何か、死とは何か、脳死、尊厳死、安楽死、悲嘆のケア、老いとエイジング、「病い」とは何か、終末期医療とホスピス、『きけわだつみのこえ』など、身のまわりの生老病死を中心に、自分らしい生き方を考えましょう。

【各回の講義予定】
第1回 2018/ 4/11(水) 私の教育論。他者と生きる
第2回 2018/ 4/18(水) 〈生〉とは　いのち
第3回 2018/ 4/25(水) 〈死〉とは　霊魂と脳死
第4回 2018/ 5/ 9(水) 安楽死と尊厳死。死は選べるか
第5回 2018/ 5/16(水) 悲嘆。サバイバー・ギルト
第6回 2018/ 5/23(水) 動物の死。ネコはネコを通して
第7回 2018/ 5/30(水) 〈老〉とは　超高齢社会で
第8回 2018/ 6/ 6(水) 〈病〉とは　病草紙、認知症
第9回 2018/ 6/13(水) ホスピスと終末期ケア
第10回 2018/ 6/20(水) 「きけわだつみのこえ」とその周辺、平和へ

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	大槻 宏樹
肩書き	早稲田大学名誉教授
プロフィール	1933年生まれ。出身：長野県。出身校：早稲田大学大学院。専攻分野：社会教育、生涯教育。主な著訳書等：『近世日本社会教育史論』(校倉書房)、『自己教育論の系譜と構造』(早稲田大学出版部)など。