講座詳細情報
申し込み締切日:2024-03-04 / 宗教・哲学 / 学内講座コード:940503
【オンデマンド】地獄と極楽 浄土三部経と往生要集から読み解く日本人の死後世界観
- 開催日
- 3月 6日(水)~ 3月 6日(水)
- 講座回数
- 6回
- 時間
- 10:30~12:00
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 11,880円
- 定員
- 20
- その他
- 会員受講料: 11,880円(入会金は8,000円(税込))
- 補足
講座詳細
【目標】
・日本人の伝統的な死後世界観を考察します。
・日本人の死後世界観を育んできた古典的な文献、浄土三部経と往生要集が考察の対象です。
・難解な漢文ではなく、わかりやすい現代語訳を用いて、誰でも理解できるようにつとめます。
・基本は文字資料を利用しますが、理解を深めるために図像も利用します。
【講義概要】
日本の伝統仏教界の半分ほどは、生前は阿弥陀仏に帰依し、死後は阿弥陀仏がいるとされる極楽への往生を願う浄土教系の宗派によって占められています。この事実は、日本人の多くが仏教に求めてきたのは死後世界における幸福だったことを物語ります。本講義はよくあるような概説ではありません。日本の阿弥陀信仰・浄土信仰の典拠となってきた「浄土三部経」、すなわち無量寿経・阿弥陀経・観無量寿経にくわえ、日本の浄土教に決定的な影響をあたえた源信「往生要集」を読み解きながら、日本人の伝統的な死後世界観を考察します。テキストは主に私自身が現代語訳したものを使い、できる限りわかりやすくしますので、難しいというご懸念は無用です。
【各回の講義予定】
第1回 2024/ 3/ 6(水) 往生要集の地獄
第2回 2024/ 3/ 6(水) 阿弥陀信仰の起源と展開
第3回 2024/ 3/ 6(水) 無量寿経と観無量寿経に説かれる極楽の様相
第4回 2024/ 3/ 6(水) 観無量寿経に説かれる九段階の極楽往生
第5回 2024/ 3/ 6(水) 念仏・往生・成仏
第6回 2024/ 3/ 6(水) 日本列島の中の地獄と極楽
・日本人の伝統的な死後世界観を考察します。
・日本人の死後世界観を育んできた古典的な文献、浄土三部経と往生要集が考察の対象です。
・難解な漢文ではなく、わかりやすい現代語訳を用いて、誰でも理解できるようにつとめます。
・基本は文字資料を利用しますが、理解を深めるために図像も利用します。
【講義概要】
日本の伝統仏教界の半分ほどは、生前は阿弥陀仏に帰依し、死後は阿弥陀仏がいるとされる極楽への往生を願う浄土教系の宗派によって占められています。この事実は、日本人の多くが仏教に求めてきたのは死後世界における幸福だったことを物語ります。本講義はよくあるような概説ではありません。日本の阿弥陀信仰・浄土信仰の典拠となってきた「浄土三部経」、すなわち無量寿経・阿弥陀経・観無量寿経にくわえ、日本の浄土教に決定的な影響をあたえた源信「往生要集」を読み解きながら、日本人の伝統的な死後世界観を考察します。テキストは主に私自身が現代語訳したものを使い、できる限りわかりやすくしますので、難しいというご懸念は無用です。
【各回の講義予定】
第1回 2024/ 3/ 6(水) 往生要集の地獄
第2回 2024/ 3/ 6(水) 阿弥陀信仰の起源と展開
第3回 2024/ 3/ 6(水) 無量寿経と観無量寿経に説かれる極楽の様相
第4回 2024/ 3/ 6(水) 観無量寿経に説かれる九段階の極楽往生
第5回 2024/ 3/ 6(水) 念仏・往生・成仏
第6回 2024/ 3/ 6(水) 日本列島の中の地獄と極楽
備考
【ご受講に際して】
◆この講座は
2023年度 夏期 「地獄と極楽」 (07/08~09/02 土曜日、全6回)
で開講した講座のアーカイブ講座になります。
◆途中映像音声の乱れるところがありますがご了承ください。
◆オンデマンド講座のため講義内容に関する質疑は受付けいたしかねます。あらかじめご了承お願いいたします。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆この講座は
2023年度 夏期 「地獄と極楽」 (07/08~09/02 土曜日、全6回)
で開講した講座のアーカイブ講座になります。
◆途中映像音声の乱れるところがありますがご了承ください。
◆オンデマンド講座のため講義内容に関する質疑は受付けいたしかねます。あらかじめご了承お願いいたします。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 正木 晃 |
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肩書き | 宗教学者 |
プロフィール | 1953年、神奈川県小田原市生まれ。筑波大学大学院博士課程修了。専門は宗教学(日本仏教・チベット仏教)。文献研究に留まらず、現地調査を実施しチベット・ヒマラヤ地域の調査は20回に及ぶ。高度でありながら誰でも理解できる仏教学を志向。著作は『「ほとけ」論』『現代日本語訳 法華経』など多数。 |