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講座詳細情報

申し込み締切日:2024-02-04 / その他教養 / 学内講座コード:740763

人口減少の見方・捉え方―人類史の転換点を考える

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター オンライン講座(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
2月 6日(火)~ 3月 5日(火)
講座回数
5回
時間
15:30~17:00
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
17,077円
定員
30
その他
会員受講料: 14,850円(入会金は8,000円(税込))
補足
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講座詳細

【目標】
・客観的なデータをもとに人口減少を正しく理解する
・人口減少を理解する上で必要な知識を身につける
・人口減少をグローバルかつ人類史的視点から考える

【講義概要】
世界人口は80億人を突破、2100年には103.5億人に達するが、日本の人口は1.2億人から0.62-0.72億人へと半減する。この日本の人口減少は、毎年、記録を更新し、政府は「異次元の少子化対策」を打ち出した。だが人口学的には、人口減少は日本だけの問題ではなく、政府の失策や陰謀によるものでもない。晩婚晩産化/非婚無子化の責任を若い世代に求めたり、直系家族制の伝統の衰退やフェミニズムやジェンダーフリー的な社会的傾向などの犯人探しも有効な対策には結びつかない。なぜなら、この人口減少は歴史的な人口転換の必然的な帰結であり、いかに止めるかではなく、経済・社会・文化をどう対応させるかが問われている。

【各回の講義予定】
第1回 2024/ 2/ 6(火) 縮減に向かう世界人口
第2回 2024/ 2/13(火) 持続可能な人口の原理
第3回 2024/ 2/20(火) 多産多死から少産少死へ
第4回 2024/ 2/27(火) 人口が減ると何が問題なのか?
第5回 2024/ 3/ 5(火) サピエンス減少の未来

備考

【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講は、3月12日(火)を予定しています。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆本講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30までに公開します。インターネット上で1週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員】授業動画の視聴方法(会員向け)
【ビジター・法人会員】授業動画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)
◆この講義では原俊彦「サピエンス減少―縮減する未来の課題を探る」(岩波新書、2023年3月刊,880円税別)の各章の内容をお話します。お手元にあると理解し易いと思います。
◆事前に配布資料をダウンロードしておいて下さい。
◆ご意見・ご質問があれば、遠慮なくメール(t.hara@scu.ac.jp)にご連絡下さい。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 原 俊彦
肩書き 札幌市立大学名誉教授
プロフィール 1953年東京生まれ。早稲田大学政経学部卒・フライブルグ大学社会学博士(Ph.D)、北海道東海大学・札幌市立大学教授を経て、現在は同大名誉教授。近著にAn Essay on the Principle of Sustainable Population,『世界』2021年8月号特集を機に岩波新書「サピエンス減少―縮減する未来の課題を探る」(2023)。
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