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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-04-08 / 世界史 / 学内講座コード:110305

古代メソポタミア史料講読 アッシリア商人一族の活動とその裁判記録「キュルテペ文書」

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月10日(火)~ 6月19日(火)
講座回数
10回
時間
10:40~12:10
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
29,160円
定員
30
その他
ビジター価格 33,534円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
これまでに習得してきた古代メソポタミア社会経済史の知識を応用しながら、本年度は前2千年紀前半に活躍したアッシリア商人たちとその家族たちがどのような活動を行い、また、どのような商売上あるいは家族間の問題を抱えていたのかを考えていきます。

【講義概要】
古代メソポタミア世界から出土する楔形文字資料のうち世界最古の民間商会による詳細な交易活動記録である「キュルテペ文書」(前19世紀ごろ)−古アッシリア語のビジネスレターや家族間の書簡、裁判記録類−を基本史料とします(邦訳はプリントして毎回配布予定)。受講生の方とともに新たに刊行された最新史料を講読するとともに、古バビロニア時代に始まる民間経済隆盛の時代を市民たちはどう生き抜いたのかを、彼らが残した書簡や裁判記録から具体的に読み解いていきます。最初に講義の概要を復習しますので、新たに受講される方も歓迎します。

【各回の講義予定】
第1回 2018/ 4/10(火) 古代メソポタミア文明史概観と編年法・アッシリア学の研究法と基礎用語知識
第2回 2018/ 4/17(火) アッシリア商人の活動とキュルテペ文書(復習)
第3回 2018/ 4/24(火) アッシリア商人と民事訴訟手続き(復習)
第4回 2018/ 5/ 8(火) キュルテペ文書に見られる裁判の実例1−プシュ・キン商会の遺産相続問題−
第5回 2018/ 5/15(火) キュルテペ文書に見られる裁判の実例2−プシュ・キン商会の遺産相続問題−
第6回 2018/ 5/22(火) キュルテペ文書講読1−シャリム・アッシュル商会(昨年度よりの続き)
第7回 2018/ 5/29(火) キュルテペ文書講読2−シャリム・アッシュル商会(昨年度よりの続き)
第8回 2018/ 6/ 5(火) キュルテペ文書講読3−シャリム・アッシュル商会(昨年度よりの続き)
第9回 2018/ 6/12(火) キュルテペ文書講読4−最新史料
第10回 2018/ 6/19(火) キュルテペ文書講読5−最新史料

備考

【ご受講に際して】
◆あらかじめ古代メソポタミア史に関する一般的な通史を読んでおくことをお勧めします。
◆講義予定は講義の進行や受講生の理解度などの状況によって予告なく変更する場合があることをご了承ください

【テキスト・参考図書】
参考図書
『歴史学の現在 古代オリエント』(山川出版社)(ISBN:978-4634646001)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 川崎 康司
肩書き 早稲田大学講師
プロフィール 出身:東京都。出身校:早稲田大学大学院。専攻分野:古代メソポタミア史。主な著訳書等:『歴史学の現在-古代オリエント』(共訳 山川出版社)、『世界古代文明誌』(共著 原書房)、『古代オリエント事典』(共著 岩波書店)、『ヨーロッパの分化と統合』(共著 太陽出版)、『朝倉世界地理講座6 西アジア』など。
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