講座詳細情報
申し込み締切日:2017-09-28 / 日本史:その他教養 / 学内講座コード:130241
田中正造の生涯と思想 近代日本の国家と国民
- 開催日
- 9月30日(土)~12月 9日(土)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 29,160円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 33,534円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【目標】
国家と国民の関係はどうあるべきなのか。田中正造の生涯と思想を通して考察する。
【講義概要】
日本最初の公害である足尾銅山鉱毒問題の解決に尽力した田中正造。彼は、国家本位・国益至上主義であった近代日本において、国民のために政治を実践しようとした「稀有の人」であった。本講義では、田中の生涯と思想を明らかにし、田中にとっての人権・憲法・政治の意味を論じる。人々の権利や生命を守るための闘いを通して「土から生まれたリベラル・デモクラット」となった田中に焦点を当て、政治とは本来、誰のためにあるのかを考える。
【各回の講義予定】
第1回 2017/ 9/30(土) ガイダンス
第2回 2017/10/ 7(土) 自由民権運動時代
第3回 2017/10/14(土) 足尾鉱毒問題と田中正造
第4回 2017/10/21(土) 鉱毒問題の激化
第5回 2017/10/28(土) 川俣事件
第6回 2017/11/11(土) 第二次鉱毒調査委員会
第7回 2017/11/18(土) 谷中村廃村
第8回 2017/11/25(土) 人権と自治
第9回 2017/12/ 2(土) 自然との共生
第10回 2017/12/ 9(土) 近代日本の国家と国民
国家と国民の関係はどうあるべきなのか。田中正造の生涯と思想を通して考察する。
【講義概要】
日本最初の公害である足尾銅山鉱毒問題の解決に尽力した田中正造。彼は、国家本位・国益至上主義であった近代日本において、国民のために政治を実践しようとした「稀有の人」であった。本講義では、田中の生涯と思想を明らかにし、田中にとっての人権・憲法・政治の意味を論じる。人々の権利や生命を守るための闘いを通して「土から生まれたリベラル・デモクラット」となった田中に焦点を当て、政治とは本来、誰のためにあるのかを考える。
【各回の講義予定】
第1回 2017/ 9/30(土) ガイダンス
第2回 2017/10/ 7(土) 自由民権運動時代
第3回 2017/10/14(土) 足尾鉱毒問題と田中正造
第4回 2017/10/21(土) 鉱毒問題の激化
第5回 2017/10/28(土) 川俣事件
第6回 2017/11/11(土) 第二次鉱毒調査委員会
第7回 2017/11/18(土) 谷中村廃村
第8回 2017/11/25(土) 人権と自治
第9回 2017/12/ 2(土) 自然との共生
第10回 2017/12/ 9(土) 近代日本の国家と国民
備考
【テキスト・参考図書】
テキスト
『田中正造と足尾鉱毒問題―土から生まれたリベラル・デモクラシー―』(有志舎)(ISBN:978-4908672101)本書の書評に、 朝日新聞 2017年3月19日、『沖縄タイムス』2017年4月29日などがあります。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
テキスト
『田中正造と足尾鉱毒問題―土から生まれたリベラル・デモクラシー―』(有志舎)(ISBN:978-4908672101)本書の書評に、 朝日新聞 2017年3月19日、『沖縄タイムス』2017年4月29日などがあります。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 三浦 顕一郎 |
---|---|
肩書き | 白鴎大学教授 |
プロフィール | 1967年北海道札幌市生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業後、同大学院政治学研究科後期博士課程単位取得満期退学。専門分野は日本政治史・政治思想史。主要業績に『田中正造と足尾鉱毒問題』(単著、有志舎、2017年)、『第一次世界大戦と現代』(共著、丸善プラネット、2016年)などがある。 |