講座詳細情報
申し込み締切日:2017-09-28 / 文学:その他教養 / 学内講座コード:130103
近代文藝の百年 近代文学とパリ
- 開催日
- 9月30日(土)~12月 9日(土)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 23,328円
- 定員
- 40
- その他
- ビジター価格 26,827円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【目標】
・近代文藝成立から百年余り、その豊饒な文学世界に眼を向けつつ、新しい角度でその遺産を検討していきます。
・作家と時代との有機的なつながりに注意していきます。
・隠れた名作にも、積極的に眼を向けていきます。
【講義概要】
今回は、好評だった「文学に描かれた東京」「近代文学と京都・奈良・大阪」といったシリーズに引き続き、フランスのパリが日本の近代の文学者にどう捉えられたかを、様々な実例を通して考えていきたいと思います。憧れの場所であったパリ、そこから近代の文学者がどういうイメージを広げたか、現在から見ても興味深いテーマになることでしょう。(企画・中島国彦早稲田大学名誉教授)
【各回の講義予定】
第1回 2017/ 9/30(土) 上田敏とパリ
第2回 2017/10/ 7(土) 島崎藤村とパリ
第3回 2017/10/14(土) 夏目漱石とパリ
第4回 2017/10/21(土) 林芙美子とパリ
第5回 2017/11/11(土) パリの日本人群像
第6回 2017/11/18(土) 横光利一とパリ
第7回 2017/11/25(土) 永井荷風とパリ
第8回 2017/12/ 9(土) 与謝野晶子とパリ
・近代文藝成立から百年余り、その豊饒な文学世界に眼を向けつつ、新しい角度でその遺産を検討していきます。
・作家と時代との有機的なつながりに注意していきます。
・隠れた名作にも、積極的に眼を向けていきます。
【講義概要】
今回は、好評だった「文学に描かれた東京」「近代文学と京都・奈良・大阪」といったシリーズに引き続き、フランスのパリが日本の近代の文学者にどう捉えられたかを、様々な実例を通して考えていきたいと思います。憧れの場所であったパリ、そこから近代の文学者がどういうイメージを広げたか、現在から見ても興味深いテーマになることでしょう。(企画・中島国彦早稲田大学名誉教授)
【各回の講義予定】
第1回 2017/ 9/30(土) 上田敏とパリ
第2回 2017/10/ 7(土) 島崎藤村とパリ
第3回 2017/10/14(土) 夏目漱石とパリ
第4回 2017/10/21(土) 林芙美子とパリ
第5回 2017/11/11(土) パリの日本人群像
第6回 2017/11/18(土) 横光利一とパリ
第7回 2017/11/25(土) 永井荷風とパリ
第8回 2017/12/ 9(土) 与謝野晶子とパリ
備考
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 中島 国彦 |
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肩書き | 早稲田大学名誉教授 |
プロフィール | 1946年、東京都生まれ。早稲田大学大学院博士課程修了、博士(文学)。公益財団法人日本近代文学館専務理事。日本近代文学専攻。著書『近代文学にみる感受性』(筑摩書房)、『夏目漱石の手紙』(共著、大修館書店)、『漱石の愛した絵はがき』(共編、岩波書店)など。岩波書店版『白秋全集』『荷風全集』編集委員。 |
名前 | 小林 茂 |
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肩書き | 早稲田大学名誉教授 |
プロフィール | 1942年東京生まれ。早稲田大学卒。早稲田大学文学部教授を経て、2012年名誉教授。NHKテレビ・フランス語講座講師、パリ国際大学都市日本館館長など歴任。著訳書に『新スタンダード仏和辞典』〔共同編著〕(大修館書店)、イヴァン・コンボー『新版パリの歴史』(白水社)、『薩摩治郎八』(ミネルヴァ書房)他。 |
名前 | 佐々木 雅發 |
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肩書き | 早稲田大学名誉教授 |
プロフィール | 1940年東京生まれ、早稲田大学大学院博士課程修了、博士(文学)。早稲田大学文学部講師、同大学教授を経て早稲田大学名誉教授。日本近代文学専攻。主な著書に『島崎藤村―『春』前後―』(審美社)、『独歩と漱石―汎神論の地平―』(翰林書房)、『芥川龍之介 文学空間』(翰林書房)など。 |
名前 | 長島 裕子 |
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肩書き | 早稲田大学講師 |
プロフィール | 早稲田大学大学院文学研究科博士課程前期修了。現在、早稲田大学文学学術院非常勤講師。専門分野は日本近代文学。著書に、『夏目漱石の手紙』(共著、大修館書店)、『文章の達人 家族への手紙4 夫より妻へ』(編著、ゆまに書房)、『漱石の愛した絵はがき』(共編、岩波書店)がある。 |
名前 | 宮内 淳子 |
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肩書き | 早稲田大学講師 |
プロフィール | 東京生まれ。早稲田大学教育学部卒。博士(人文科学、お茶の水女子大学)。専門分野は日本近代文学。帝塚山学院大学教授を経て、現在は早稲田大学等で非常勤講師を勤める。著書に『谷崎潤一郎 異郷往還』(国書刊行会)、『岡本かの子論』『藤枝静男』(EDI)、共著に『上海の日本人社会とメディア』(岩波書店)など。 |
名前 | 和田 博文 |
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肩書き | 東京女子大学教授 |
プロフィール | 1954年神奈川県生まれ。神戸大学大学院文化学研究科博士課程中退。専門分野は文化学・日本近代文学。2012年度にパリ第7大学で研究。著書に『海の上の世界地図-欧州航路紀行史』(岩波書店)、『シベリア鉄道紀行史-アジアとヨーロッパを結ぶ旅』(筑摩選書)などがある。 |
名前 | 十重田 裕一 |
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肩書き | 早稲田大学教授 |
プロフィール | 東京生まれ。早稲田大学大学院博士後期課程修了。博士(文学・早稲田大学)。専門分野は日本近現代文学。著書に『岩波茂雄―低く暮らし、高く思ふ』(ミネルヴァ書房、2013年)、『占領期雑誌資料大系 文学編』全5巻(共編著、岩波書店、2009-2010年)、『「名作」はつくられる―川端康成とその作品』(NHK出版、2009年)など。 |
名前 | 金井 景子 |
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肩書き | 早稲田大学教授 |
プロフィール | 1957年大阪生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程満期退学。亜細亜大学を経て現職に至る。専門分野は、日本近現代文学、ジェンダー論、音声言語教育(朗読)。著書に『真夜中の彼女たち―書く女の近代―』(筑摩書房)、『ジェンダー・フリー素材の試み―「国語」にできること―』(学文社)などがある。 |