大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・今までの見方にとらわれずに歴史を見る。
・きちんと証拠を確認しながら、新しい歴史像を追及する。
・歴史の面白さを体感する。

【講義概要】
教科書に載っている「動かない歴史」だけが歴史なのではありません。見方を変えれば、今までとは異なった様相が見えてきます。それもまた、歴史なのです。本講座はそうした考えに基づいて、いつもとはちょっと違った視点から、日本の中世史、とくに戦国時代を眺めてみましょう。知的な冒険を楽しんでみてください。

【各回の講義予定】
第1回 2016/10/ 4(火) 天下統一という新概念
第2回 2016/10/11(火) 本能寺の変を再考する
第3回 2016/10/18(火) 鎌倉時代の話
第4回 2016/10/25(火) 姦雄と呼ばれた武将たち
第5回 2016/11/ 8(火) 利休と戦国
第6回 2016/11/15(火) 関ケ原・前田家の戦い
第7回 2016/11/22(火) 関ケ原・上杉家の戦い
第8回 2016/11/29(火) 関ケ原・細川家の戦い
第9回 2016/12/ 6(火) 織田信長を考える
第10回 2016/12/13(火) 戦国最強武将はだれか

【ご受講に際して】
◆予習は必要ありません。気楽にお聞き下さい。質問は大歓迎です。

【備考】
日程変更(7/2)
11/1が休講となり12/13に補講を行います。

名前	本郷 和人
肩書き	東京大学教授
プロフィール	1960年東京都生まれ。東京大学文学部・同大学院で日本中世史を学ぶ。専攻は中世政治史と古文書学。東京大学史料編纂所の助手・助教授を経て、現在同教授。著書に『名将の言葉: 乱世を生き抜く101の奥義』(新潮文庫)、『天皇はなぜ万世一系なのか』(文春新書)など多数。2012年のNHK大河ドラマ「平清盛」で時代考証を担当。