大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
著名な科学者を取り上げ、その素顔に迫りながら、科学のダイナミックな歴史を学ぶ。取り上げる人々はそれぞれのスタイルで変革のドラマを演じている。彼らをとりまく世相や発見の背景を知ることで、新しい視点を身につけ、科学の歴史により理解を深めていく。

【講義概要】
「ミリタリールックのイケメン物理学者」「物理学に悪魔をうんだ大数学者」「嫉妬の炎にもえた大化学者」「ダーウィンの進化論を否定した19世紀の大物理学者」「アインシュタインと漫画家 岡本一平」「重力波と『古今和歌集』」など、目からウロコの科学にまつわる面白い話題を紹介しながら、科学への関心を深めてもらいます。

【ご受講に際して】
◆2015年度冬学期講座「人物でたどる科学の歴史」とは違った話題をとりあげます。前回ご受講いただいた方も、続けてご受講いただけます。

【テキスト・参考図書】
テキスト
『科学史人物事典』（中公新書）（ISBN:978-4121022042）

名前	小山 慶太
肩書き	早稲田大学教授
プロフィール	1948年神奈川県生まれ。早稲田大学理工学部卒業。理学博士。専門分野は物理学、科学史。主な著書に『光と重力 ニュートンとアインシュタインが考えたこと』(講談社ブルーバックス)、『入門 現代物理学』『寺田寅彦』(共に中公新書)、『若き物理学徒たちのケンブリッジ』(新潮文庫)、『ノーベル賞でたどる物理の歴史』(丸善出版)、『科学歳時記一日一話』(河出ブックス)など多数。