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講座詳細情報

申し込み締切日:2024-01-21 / その他教養 / 学内講座コード:740764

原子力の何が問題か?―賛否を超えて考える

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター オンライン講座(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
1月23日(火)~ 2月20日(火)
講座回数
5回
時間
19:00~20:30
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
17,077円
定員
30
その他
会員受講料: 14,850円(入会金は8,000円(税込))
補足
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講座詳細

【目標】
・原子力発電の抱える課題を理解する。
・福島第一原発事故の影響を理解する。
・原子力と核兵器の関係を理解する。
・以上の課題について、原子力の賛成・反対の立場を超えて考える機会とする。

【講義概要】
本講座は原子力の賛否の立場を超えて、本当に何が問題かについて、考えることを狙いとする。原子力の議論は賛否で意見が対立し、本質的な議論ができないことが多い。例えば、世界の原子力発電情勢はどのような状況にあるのか。そして福島第一原発事故以降の日本の原子力はどのような状況にあるのか。はたして政府が推進する「脱炭素電源政策」の下で、原子力推進政策には、どのような課題があるのか。原子力の将来にかかわらず解決しなければいけない課題(いわゆる「負の遺産」)にはどのようなものがあるのか。例えば、「核のゴミ」問題は本当に解決が可能なのか。最後に、原子力と核兵器の関係について解説する。

【各回の講義予定】
第1回 2024/ 1/23(火) 世界の原子力情勢:果たして気候変動の対策として期待できるのか
第2回 2024/ 1/30(火) 福島第一原発事故以降の原子力政策:教訓を学んでいるか
第3回 2024/ 2/ 6(火) 岸田政権の原子力政策転換:その合理性・正当性を問う
第4回 2024/ 2/13(火) 「負の遺産」をどうするのか
第5回 2024/ 2/20(火) 原子力発電と核兵器:その不可分の関係

備考

【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講は、2月27日(火)を予定しています。
◆ご受講にあたり著書「核兵器と原発」(講談社)をお読みいただくと、より理解が深まります。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 鈴木 達治郎
肩書き 長崎大学教授
プロフィール 長崎大学教授 大阪生まれ。工学博士(原子力工学、東京大学)。専門は原子力・核政策。原子力平和利用と核兵器との関係が主要テーマ。2010年1月~14年3月まで原子力委員会委員長代理を務め、福島第一原発事故を経験。二度と核被害を起こさないとの思いで研究を継続。核兵器と戦争の根絶を目的とするパグウォッシュ会議評議員。趣味は映画・スポーツ鑑賞。年に90本以上の映画を見る。生まれながらの「トラキチ」。
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