講座詳細情報
申し込み締切日:2016-08-16 / 文学 / 学内講座コード:120102
『伊勢物語』を読む
- 開催日
- 8月23日(火)~ 9月 6日(火)
- 講座回数
- 3回
- 時間
- 13:30~15:30
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 10,789円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 12,409円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・『伊勢物語』に取り上げられた歌は、必ずしも在原業平の歌ばかりではありません。歌を核にして物語が作り上げられていく、虚構の方法についても目を向けていきたいと思います。
【講義概要】
『伊勢物語』は125段の章段から成る歌物語で、ある「男」の初冠(ういこうぶり)から死までを一代記的な構成をとり描いた作品で、後代の文学に大きな影響を与えました。実在の歌人で「六歌仙」の一人として知られる在原業平をイメージさせる主人公が、多くの人々との関わり(恋人・友人・主従・親子など)の中で歌を詠む姿、人々との交流が描かれます。今回の講座では、初段から読み始め、40段あたりまでの主要な段(東の五条の女・芥川・東下り・筒井筒 など)を順次取り上げながら、読み味わって行きます。また、適宜、他の作品への影響についても、ふれたいと思っています。
【各回の講義予定】
第1回 2016/ 8/23(火) ○作品概要・文学史的背景の説明。
○初段「初冠」・二段・三段・四段「東の五条」
第2回 2016/ 8/30(火) ○五段・六段「芥川」など、二条の后関係の段。
九段「東下り」。
第3回 2016/ 9/ 6(火) ○十段「たのむの雁」など、東国関係の段
○二十三段〔筒井筒〕など
○四十段
・『伊勢物語』に取り上げられた歌は、必ずしも在原業平の歌ばかりではありません。歌を核にして物語が作り上げられていく、虚構の方法についても目を向けていきたいと思います。
【講義概要】
『伊勢物語』は125段の章段から成る歌物語で、ある「男」の初冠(ういこうぶり)から死までを一代記的な構成をとり描いた作品で、後代の文学に大きな影響を与えました。実在の歌人で「六歌仙」の一人として知られる在原業平をイメージさせる主人公が、多くの人々との関わり(恋人・友人・主従・親子など)の中で歌を詠む姿、人々との交流が描かれます。今回の講座では、初段から読み始め、40段あたりまでの主要な段(東の五条の女・芥川・東下り・筒井筒 など)を順次取り上げながら、読み味わって行きます。また、適宜、他の作品への影響についても、ふれたいと思っています。
【各回の講義予定】
第1回 2016/ 8/23(火) ○作品概要・文学史的背景の説明。
○初段「初冠」・二段・三段・四段「東の五条」
第2回 2016/ 8/30(火) ○五段・六段「芥川」など、二条の后関係の段。
九段「東下り」。
第3回 2016/ 9/ 6(火) ○十段「たのむの雁」など、東国関係の段
○二十三段〔筒井筒〕など
○四十段
備考
【ご受講に際して】
◆2012年夏の同名講座とほぼ重なる内容です。
【テキスト・参考図書】
参考図書
『新版 伊勢物語』(角川学芸出版)(ISBN:978-4044005016)現在入手不可能なため、お持ちでない受講生にはコピー配布
◆2012年夏の同名講座とほぼ重なる内容です。
【テキスト・参考図書】
参考図書
『新版 伊勢物語』(角川学芸出版)(ISBN:978-4044005016)現在入手不可能なため、お持ちでない受講生にはコピー配布
講師陣
名前 | 田畑 千恵子 |
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肩書き | エクステンションセンター講師 |
プロフィール | 早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得。専門分野は平安時代の散文(特に『枕草子』・日記文学)。早稲田大学文学部ほか複数の大学で、講師として学部生の指導を担当。主な論文は、「枕草子『かへる年の二月二十余日』の段の位相」(『日本文学研究資料新集 四』有精堂)・「枕草子日記的章段の方法」(『中古文学』36号)など。 |