大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
「話がうまく伝わらない」そうしたコミュニケーションのトラブルを、1分以内で描ける「◯」「△」「+」「⇒」、4つの伝わる記号で解消させるため、(1)思考の見える化、(2)思考の整理、(3)図解の作成、という3つのプロセスを学んで頂きます。

【講義概要】
本講座の目的は、PowerPointやExcelを活用した、図解によるプレゼンのスキルを伸ばすことではなく、手描き図解によるコミュニケーション術を学んで頂くことです。なぜなら、日常では、ノートやホワイトボードに図解する場合の方が多いからです。例えば、お客様と商談中にノートに図解すると話が盛り上がったり、社内の会議でホワイトボードに図解すると議論がまとまります。つまり、ササッと図解できれば、相手との会話を主導できるようになり、仕事の効率は上がります。本講座では、日常シーンを想定しながら、明日から直ぐに使える事例を紹介予定です。

【各回の講義概要】
[6/11] 基礎編
(1)人に何かを伝えるときに「図解が重要である」5つの根拠
(2)頭スッキリ! 片付けから学ぶ、図解思考術
(3)「◯」「△」「+」「⇒」シンプルで1分以内に描ける4つの記号の使い方

[6/25] 演習編
(1)ハッキリ相手に伝わる! 商談に使える図解deコミュニケーション
(2)図解と付箋を使い、会議におけるコミュニケーションの課題出しと対策案の作成

【ご受講に際して】
◆講義時間に昼食時間(12:00～13:00)及び10分程度の小休憩を含みます。
◆講義中に参考図書の一部を使用し説明を行います。お持ちの方はぜひご持参ください。

【テキスト・参考図書】
参考図書
『誰でもデキる人に見える 図解de仕事術』（明日香出版社）（ISBN:978-4756916235）多部田憲彦 著

名前	多部田 憲彦
肩書き	図解改善士
プロフィール	2002年、早稲田大学卒業後、メーカーに入社。タイ工場の改善を任され、言葉が通じない現地のタイ人相手に図解で意思疎通。2007年、日産自動車(株)に転職後、世界11ヶ国の社員と図解で意思を疎通させている。プライベートでは自称「図解改善士」として勉強会を開催。1400名以上の受講者に図解を使った問題解決方法を伝えている。