講座詳細情報
申し込み締切日:2016-04-06 / その他教養:日本史 / 学内講座コード:210701
数学からみた歴史の出来事 数学を使って裏から覗くと
- 開催日
- 4月13日(水)~ 6月22日(水)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 23,652円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 27,216円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
数学は私たちの生活の中で確実に生きています。使っている人は気が付きません。しかし、古代から現代まで、人の生活と数学はともに歩んできました。一つの国を経営した武将も強いだけでは何もできません。自然に産出する有限資源の金や銀に頼った人は、ほとんど滅亡しています。しかし、それを有効に使った貿易などで利益を上げる武将が、優れた政治家です。投資ができなければなりません。そこには数学があります。どのように人が数学的な考え方と向き合っていたのかを理解することで、人の知恵が想像をはるかに超え、いかに良く勉強していたかがわかります。
【講義概要】
力任せのような織田信長が政治経済を考え、武勇の塊のような加藤清正がお城や治水の計算をします。現代の数理経済理論を基にしたような政策で、江戸幕府を立て直そうとした人もいます。かえってそういう人たちが悪者扱いされたりします。今回は戦争とそのときに進歩した数学と科学に焦点をあてたいと思います。現実の経済についても考えていきたいと思っています。経済理論の話もしますので、そのときの政治情勢で内容を変更することもあります。
1.元寇と鎌倉幕府
2.明治維新と科学
3.日露戦争と大艦巨砲
4.エニグマとチューリング
5.第2次世界大戦とコンピュータ
6.ランチェスターの法則
7.気象予測とカオスの理論
数学は私たちの生活の中で確実に生きています。使っている人は気が付きません。しかし、古代から現代まで、人の生活と数学はともに歩んできました。一つの国を経営した武将も強いだけでは何もできません。自然に産出する有限資源の金や銀に頼った人は、ほとんど滅亡しています。しかし、それを有効に使った貿易などで利益を上げる武将が、優れた政治家です。投資ができなければなりません。そこには数学があります。どのように人が数学的な考え方と向き合っていたのかを理解することで、人の知恵が想像をはるかに超え、いかに良く勉強していたかがわかります。
【講義概要】
力任せのような織田信長が政治経済を考え、武勇の塊のような加藤清正がお城や治水の計算をします。現代の数理経済理論を基にしたような政策で、江戸幕府を立て直そうとした人もいます。かえってそういう人たちが悪者扱いされたりします。今回は戦争とそのときに進歩した数学と科学に焦点をあてたいと思います。現実の経済についても考えていきたいと思っています。経済理論の話もしますので、そのときの政治情勢で内容を変更することもあります。
1.元寇と鎌倉幕府
2.明治維新と科学
3.日露戦争と大艦巨砲
4.エニグマとチューリング
5.第2次世界大戦とコンピュータ
6.ランチェスターの法則
7.気象予測とカオスの理論
講師陣
名前 | 柳谷 晃 |
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肩書き | 早稲田大学高等学院教諭、早稲田大学講師 |
プロフィール | 早稲田大学大学院理工学研究科数学専攻博士課程修了。町工場の品質管理、証券会社でMBAの数学研修などを経て現職。専門は、微分方程式と数理モデル。著書『そこが知りたい!数学の不思議』(かんき出版)、『そこが知りたい!微分積分』(かんき出版)、『世の中の罠を見抜く数学』(セブン&アイ出版)ほか多数。 |