講座詳細情報
申し込み締切日:2016-04-02 / 芸術・文化:世界史:その他教養 / 学内講座コード:100434
都市と音楽の歴史 ― ロンドンにおける音楽活動
- 開催日
- 4月 9日(土)~ 6月18日(土)
- 講座回数
- 20回
- 時間
- 10:40~12:10
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 45,144円
- 定員
- 40
- その他
- ビジター価格 54,432円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
大都市ロンドンの音楽活動をルネサンスから20世紀までの流れの中で概観すると、W.バード)1543-1623)、H.パーセル(1659-1695)、E.エルガー(1857-1934)、G.ホルスト(1874-1934)、B.ブリテン(1913-1976)等、イギリス人音楽家の活躍も見て取れる一方、とりわけ18~19世紀には、ヘンデル(1685-1759)、J.C.バッハ(1735-1782)、M.クレメンティ(1752-1832)、J.B.クラーマー(1771-1858)等、多数の音楽家がイギリス国外からロンドンでの成功を目指してやって来たことがわかる。多くの音楽家を引き付けたロンドンの音楽活動がいかなるものであったか、また同地の音楽活動が他の諸都市にどのような影響を及ぼしたかを理解する。
【講義概要】
ヨーロッパの音楽の歴史をたどっていくと、音楽は社会のなかで様々な役割を果たした。また政治体制や宗教、地理上の事情の違いによって、同じ時代であっても都市ごとに非常に異なる音楽活動が営まれていた。こうした視点で音楽の歴史を考察する本講座では、今年度、他国に先駆けて市民社会が花開いたイギリスの首都ロンドンを取り上げる。一般市民が重要な担い手となったこの地の音楽活動について、教会、劇場、コンサート・ホール、音楽協会、ジャーナリズム、音楽産業(とくに楽譜出版、ピアノ製造業)等、様々な角度から考察する。
大都市ロンドンの音楽活動をルネサンスから20世紀までの流れの中で概観すると、W.バード)1543-1623)、H.パーセル(1659-1695)、E.エルガー(1857-1934)、G.ホルスト(1874-1934)、B.ブリテン(1913-1976)等、イギリス人音楽家の活躍も見て取れる一方、とりわけ18~19世紀には、ヘンデル(1685-1759)、J.C.バッハ(1735-1782)、M.クレメンティ(1752-1832)、J.B.クラーマー(1771-1858)等、多数の音楽家がイギリス国外からロンドンでの成功を目指してやって来たことがわかる。多くの音楽家を引き付けたロンドンの音楽活動がいかなるものであったか、また同地の音楽活動が他の諸都市にどのような影響を及ぼしたかを理解する。
【講義概要】
ヨーロッパの音楽の歴史をたどっていくと、音楽は社会のなかで様々な役割を果たした。また政治体制や宗教、地理上の事情の違いによって、同じ時代であっても都市ごとに非常に異なる音楽活動が営まれていた。こうした視点で音楽の歴史を考察する本講座では、今年度、他国に先駆けて市民社会が花開いたイギリスの首都ロンドンを取り上げる。一般市民が重要な担い手となったこの地の音楽活動について、教会、劇場、コンサート・ホール、音楽協会、ジャーナリズム、音楽産業(とくに楽譜出版、ピアノ製造業)等、様々な角度から考察する。
講師陣
名前 | 米田 かおり |
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肩書き | 桐朋学園大学・武蔵野音楽大学講師・昭和音楽大学講師 |
プロフィール | 埼玉生まれ。桐朋学園大学作曲理論学科(音楽学)卒業、同研究科修了。専門は西洋音楽史。著書、訳書に『ドレスデン 都市と音楽』(東京書籍 共著)、『花開く宮廷音楽―ルネサンス』(音楽之友社 共訳)、『音楽中辞典』(音楽之友社)などがある。他、コンサート・プログラム、CDライナー・ノートなど多数執筆。 |