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講座詳細情報

申し込み締切日:2016-04-01 / 日本史:心理 / 学内講座コード:100226

日本の近代史 日清・日露戦争の時代を読む

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月 8日(金)~ 6月17日(金)
講座回数
20回
時間
10:40~12:10
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
45,144円
定員
100
その他
ビジター価格 54,432円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
「近代日本」の成り立ちを、当時の史料から復元する手法をとることによって探ります。それを通じて、「日本」の中に閉じこもってしまいがちな歴史認識の開放をめざし、また、過去の歴史的社会の中に生きてきた人びとの「肉声」を感知することをめざします。

【講義概要】
明治維新から自由民権運動の時代を経て、立憲体制を導入した日本は、日清戦争・日露戦争という、あいつぐ二つの戦争の時代に、一方で欧米諸国に対する条約改正を実現するとともに、他方でアジアにおいて、台湾と朝鮮を植民地としました。では、当時の人びとは、このような国際関係をどのように認識し、世界をどう見ていたのでしょうか。個人の手記・日記・手紙や、新聞・雑誌の記事などを読みながら、この時期の日本をめぐる国際関係と対外認識のありようを探ります。昨年は日露戦争前後の時期を扱い、日本の新聞論説を解読しながら、当時の国際情勢や世論の様子を探ってみました。今年は、同じ時期の外国(アメリカ・イギリス・中国・ドイツ・フランス・ロシアなど)の新聞論説(日本語訳)を読みながら、世界が日本をどう見ていたのかを検討してみる予定です。

【各回の講義予定】
第1回 2016/ 4/ 8(金) 講義計画とテキストの説明、日露戦争前後の時期の概略
第2回 2016/ 4/15(金) 外国新聞の論説を読む(1)
第3回 2016/ 4/22(金) 外国新聞の論説を読む(2)
第4回 2016/ 5/ 6(金) 外国新聞の論説を読む(3)
第5回 2016/ 5/13(金) 外国新聞の論説を読む(4)
第6回 2016/ 5/20(金) 外国新聞の論説を読む(5)
第7回 2016/ 5/27(金) 外国新聞の論説を読む(6)
第8回 2016/ 6/ 3(金) 外国新聞の論説を読む(7)
第9回 2016/ 6/10(金) 外国新聞の論説を読む(8)
第10回 2016/ 6/17(金) 春学期のまとめ
第11回 2016/ 9/30(金) 外国新聞の論説を読む(9)
第12回 2016/10/ 7(金) 外国新聞の論説を読む(10)
第13回 2016/10/14(金) 外国新聞の論説を読む(11)
第14回 2016/10/21(金) 外国新聞の論説を読む(12)
第15回 2016/10/28(金) 外国新聞の論説を読む(13)
第16回 2016/11/11(金) 外国新聞の論説を読む(14)
第17回 2016/11/18(金) 外国新聞の論説を読む(15)
第18回 2016/11/25(金) 外国新聞の論説を読む(16)
第19回 2016/12/ 2(金) 外国新聞の論説を読む(17)
第20回 2016/12/ 9(金) 年間のまとめ

備考

【テキスト・参考図書】
参考図書
『日清・日露戦争』(岩波書店(岩波新書・シリーズ日本近近現代史(3)))(ISBN:978-4-00-431044-0)
『日露戦争の時代』(吉川弘文館)(ISBN:4-642-05441-3)

講師陣

名前 大日方 純夫
肩書き 早稲田大学教授
プロフィール 1950年長野県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、同大学院文学研究科博士課程満期退学。博士(文学、早稲田大学)。専門は日本近代史。警察史、自由民権運動史、対外認識史などを追究してきた。著書は、『自由民権運動と立憲改進党』(早稲田大学出版部)、『近代日本の警察と地域社会』(筑摩書房)、『自由民権期の社会』(敬文舎)など多数。
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