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講座詳細情報

申し込み締切日:2016-04-04 / 文学:日本史:心理 / 学内講座コード:100115

いのち得て-宮尾登美子の軌跡-

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月11日(月)~ 6月20日(月)
講座回数
20回
時間
10:40~12:10
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
45,144円
定員
30
その他
ビジター価格 54,432円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
戦後70年を日本人はどう生きたのか。敗戦時の満州で、乳呑児を抱えて死線を越え、引き揚げ後の苛酷な農作業に倒れる。その体験を書き残さなければと作家を志し、凛々しく生きた歴史の中の女性をも体現した物語作家の実態に学ぶ。

【講義概要】
「芸妓娼妓紹介業」という家業からの劣等感や父への反撥の中で生い立つ。代用教員をつとめた国民学校の教員と結婚。苦難に満ちた経験を背景に、太宰治賞などの各賞や直木賞に選ばれた「一絃の琴」ほかの多彩な文学世界「櫂」「朱夏」などの自伝的小説、さらに維新の時代を支えた「天璋院篤姫」「東福門院和子…」、国民的反響を呼んだ「蔵」、「クレオパトラ」「天涯の花」等々を読み進め、その人生自体が小説だったという作家の軌跡を追う。

【各回の講義予定】
第1回 2016/ 4/11(月) 連
第2回 2016/ 4/18(月) 櫂
第3回 2016/ 4/25(月) 岩伍覚え書
第4回 2016/ 5/ 9(月) 寒椿 影絵
第5回 2016/ 5/16(月) 一絃の琴
第6回 2016/ 5/23(月) 陽暉楼
第7回 2016/ 5/30(月) 鬼龍院花子の生涯
第8回 2016/ 6/ 6(月) 伽羅の香
第9回 2016/ 6/13(月) 序の舞
第10回 2016/ 6/20(月) 天璋院篤姫
第11回 2016/10/ 3(月) 朱夏 春燈
第12回 2016/10/10(月) 松風の家
第13回 2016/10/17(月) きのね
第14回 2016/10/24(月) 菊帝八百善の人々
第15回 2016/10/31(月) 東福門院和子の涙
第16回 2016/11/ 7(月) 蔵
第17回 2016/11/14(月) 菊? クレオパトラ
第18回 2016/11/21(月) 天涯の花
第19回 2016/11/28(月) 二淀川
第20回 2016/12/ 5(月) 生きてゆく力

講師陣

名前 榎本 隆司
肩書き 早稲田大学名誉教授
プロフィール 神奈川県出身。早稲田大学名誉教授。専門分野は日本近代文学、国語教育。主な著書に『徳田秋聲集』(角川書店)、『作文教室』(新塔社)、『はじめて学ぶ日本文学史』(編著、ミネルヴァ書房)などがある。
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