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講座詳細情報

申し込み締切日:2015-10-07 / 世界史 / 学内講座コード:330308

イギリス王朝史 一千年の王朝はいかにして引き継がれてきたか

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月14日(水)~12月 2日(水)
講座回数
8回
時間
15:00~16:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
19,922円
定員
30
その他
ビジター価格 22,773円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
なぜイギリス王室は今日まで生き延びることができたのか?ノルマン王朝のイギリス王室に触れ、次いでチューダー王朝、ハノヴァー王朝、ウィンザー王朝など、王朝の交代時に焦点を定め、王朝が継承された経緯を検証する。その王朝の君主や政策についても考察する。

【講義概要】
(1)ノルマン人はいかにしてイギリスを征服し、何がイギリスにもたらされたか?イギリス的なものはどう生き延びたか?
(2)ヘンリー2世妃エレアノールは持参金として広大なフランスの領土をもたらす。彼女の数奇な運命がイギリスの運命を大きく変えた。
(3)ノルマン王朝はリチャード3世で終焉。ウェールズ生まれのヘンリー・チューダーは薔薇戦争を勝ち抜き、チューダー王朝を開く。華麗なルネサンス文化が花開く。
(4)ヘンリー8世は離婚問題のもつれから、ローマ・カトリックを離脱する。ヘンリーはなぜ6人もの王妃を持ったのか?
(5)エリザベス1世はスペインの「無敵艦隊」を破り、海の覇者となる。女王がどのように王冠を勝ち得、どのように国を治め、どのようにイギリスを強国に育てあげたのか?スペイン無敵艦隊の研究者である岩根圀和先生をゲストに迎え、詳しく解説していただく。
(6)チューダー王朝はエリザベスで終焉する。イギリス王となったのはスコットランド王ジェームズ6世。両国が結ばれ、連合王国の楚が築かれた。
(7)アン女王の時代に、イギリスはオランダとともに、スペイン継承戦争に首を突っ込んで勝ち抜き、フランスに次ぐ大国となる。
(8)アン女王の後の英国王はハノヴァーのジョージ。英語を理解しない王の出現により、立憲君主制に向けて大きく踏み出す。幾多の戦争をくぐり、巧みな政治手腕と海軍力で大英帝国が築かれる。

備考

【ご受講に際して】
◆ 2014 年度秋学期とほぼ同内容の講座ですが、視点を変えて講義します。

【テキスト・参考図書】
参考図書
『図説 イギリスの王室』(河出書房新社)(1,800円)(ISBN:978-4309760995)

講師陣

名前 石井 美樹子
肩書き 神奈川大学名誉教授
プロフィール 1974~78年、英国ケンブリッジ大学大学院にて、中世英文学を専攻。文学博士。ケンブリッジ東洋学部専任講師、静岡大学教授、神奈川大学教授。専門は中世・ルネサンスの英文学と歴史。主要著書に『聖母のルネサンス―マリアはどう描かれたか』(岩波書店)、『エリザベス―華麗なる孤独』(中央公論新社)、『マリー・アントワネットの宮廷画家―ルイーズ・ヴィジェ・ルブランの生涯』『マリー・アントワネット―ファッションで世界を変えた女』(河出書房新社)など多数。
名前 岩根 圀和
肩書き 神奈川大学名誉教授
プロフィール 1945年兵庫県生まれ。神戸市外国語大学イスパニア語専攻修士。専門分野はスペイン古典文学と歴史。著書に『物語 スペインの歴史』(中公新書)その他。訳書に現代作家ミゲル・デリーベスの『異端者』(彩流社)、古典では『贋作ドン・キホーテ 上・下』(ちくま文庫)、『新訳ドン・キホーテ 前・後編』(彩流社)などがある。
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