講座詳細情報
申し込み締切日:2015-06-29 / 日本史 / 学内講座コード:320204
信長の戦略に学ぶ 中世から近世へ
- 開催日
- 7月 6日(月)~ 9月 7日(月)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 18,922円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 21,773円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
織田信長は日本歴史上で評価の高い人物です。昨年だけでも単行本が5冊ほど刊行されました。それだけ魅力があり、まだ研究余地が多く残っているからです。最大の関心は日本の中世社会を、近代につながる近世社会へと導いた点です。戦国乱世をまとめ直して統一国家への途を切り開きました。一個人としても、いろいろなエピソードが残っているように魅力ある人物です。そうした信長の政治や戦略を検討したいと思います。
【講義概要】
まず信長の誕生した16世紀前半での社会状況をみた上で、その頃の尾張の状況を検討します。その後、信長の領国拡大過程を、重要な事項によって何期かに分けて、各時期での特徴的な事件や、信長の政策や戦略を取り上げて検討したいと思います。周辺の諸大名との比較や、信長の独自性を紹介します。具体的には、毎回各時期での最も特徴的な政策や戦略を示す一次史料としての古文書や記録を史料として提示し、その解説や解釈を通して、信長政権の歴史的な意義について考えていきたいと思います。
【主な講義内容】
生誕から家督相続(1532~1552) / 家督から桶狭間合戦(1552~1560) /
桶狭間から岐阜入城(1560~1568) / 入京から義昭追放(1569~1573) /
京都掌握から安土城移転(1573~1576) / 安土入城から畿内統一(1576~1579) /
畿内掌握から本能寺の変(1579~1582) / まとめ ― 本能寺変後の社会情勢 ―
織田信長は日本歴史上で評価の高い人物です。昨年だけでも単行本が5冊ほど刊行されました。それだけ魅力があり、まだ研究余地が多く残っているからです。最大の関心は日本の中世社会を、近代につながる近世社会へと導いた点です。戦国乱世をまとめ直して統一国家への途を切り開きました。一個人としても、いろいろなエピソードが残っているように魅力ある人物です。そうした信長の政治や戦略を検討したいと思います。
【講義概要】
まず信長の誕生した16世紀前半での社会状況をみた上で、その頃の尾張の状況を検討します。その後、信長の領国拡大過程を、重要な事項によって何期かに分けて、各時期での特徴的な事件や、信長の政策や戦略を取り上げて検討したいと思います。周辺の諸大名との比較や、信長の独自性を紹介します。具体的には、毎回各時期での最も特徴的な政策や戦略を示す一次史料としての古文書や記録を史料として提示し、その解説や解釈を通して、信長政権の歴史的な意義について考えていきたいと思います。
【主な講義内容】
生誕から家督相続(1532~1552) / 家督から桶狭間合戦(1552~1560) /
桶狭間から岐阜入城(1560~1568) / 入京から義昭追放(1569~1573) /
京都掌握から安土城移転(1573~1576) / 安土入城から畿内統一(1576~1579) /
畿内掌握から本能寺の変(1579~1582) / まとめ ― 本能寺変後の社会情勢 ―
講師陣
名前 | 柴辻 俊六 |
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肩書き | 戦国史研究家、元日本大学大学院講師 |
プロフィール | 早稲田大学大学院(日本史学科)博士課程修了。文学博士。元日本大学大学院講師。日本中世史・古文書学専攻。著書に『真田昌幸』、『甲斐武田一族』(以上、新人物往来社)、『信玄の戦略』(中公新書)、『信玄と謙信』(高志書院)ほか。NHK大河ドラマ「風林火山」の時代考証などを担当。 |