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講座詳細情報

申し込み締切日:2015-03-31 / 日本史 / 学内講座コード:310206

明治日本の進路を決めた岩倉使節団 映像でたどる世界一周の旅

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月 7日(火)~ 6月16日(火)
講座回数
10回
時間
13:00~14:30
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
23,652円
定員
30
その他
ビジター価格 27,216円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
明治4年11月、明治維新政府は廃藩置県が断行されたわずか4ヶ月後、この大使節団を米欧に派遣する。その旅は、結果的に632日にも及び、世界一周の旅となった。本講座はこの日本近代化の始点で最も歴史的な事象ともいえる「岩倉使節団の旅」の概要を伝え、使節団の首脳たちが、明治日本の進路を決める上で、西洋文明から何を摂取し何を摂取しなかったのかを明らかにしたい。

【講義概要】
岩倉使節団の12ヶ国にわたる大いなる旅を、自ら取材制作のビデオにより時系列で辿りながら、西洋文明を丸ごと見聞し記録した随員・久米邦武の名著「米欧回覧実記」全五巻から漢文訓読体の格調高い名文を適宜紹介する。
また、岩倉具視、木戸孝允、大久保利通、伊藤博文などの主要メンバーたちの動向に着目し、併せて留守政府の西郷隆盛や大隈重信の動きも見ながら、明治国家を創りあげていった男たちの考えと行動を追いたい。尚、久米は大隈と親しく早稲田でも歴史を講じた。

【各回の講義予定】
第1回 2015/ 4/ 7(火) 大いなる冒険「岩倉使節団」の派遣とその前史
第2回 2015/ 4/14(火) 新しい国アメリカ、大陸横断の旅。
大歓迎を受け条約改正交渉へ
第3回 2015/ 4/21(火) ワシントン滞在、大久保と伊藤の帰国、
交渉の難航と諸都市回覧
第4回 2015/ 4/28(火) 最盛期の大英帝国を往く、
富強(工業と貿易)のからくりを知る
第5回 2015/ 5/12(火) 英国の光と影、貧富の実態と格差
第6回 2015/ 5/19(火) 麗都パリとフランスの底力
第7回 2015/ 5/26(火) 新興ドイツと大国ロシア、そして小国の知恵
第8回 2015/ 6/ 2(火) 西洋文明の源流イタリアとアルプスの国々
第9回 2015/ 6/ 9(火) 中東アジアの植民地ベルトを往く、そして帰国
第10回 2015/ 6/16(火) 大久保の近代化路線の確立と伊藤の明治国家の形成

備考

【ご受講に際して】
◆2014年度春学期講座「明治日本の進路を決めた岩倉使節団の米欧回覧」と同内容の講座です。

【テキスト・参考図書】
参考図書
『岩倉使節団 誇り高き男たちの物語』(祥伝社黄金文庫)(1,048円)(ISBN:978-4396315894)

講師陣

名前 泉 三郎
肩書き ノンフィクション作家、NPO法人米欧亜回覧の会代表
プロフィール 一橋大学経済学部卒業。専門は比較文明論、日本近代史。著書に『岩倉使節団という冒険』(文春新書、2004 年)、『堂々たる日本人』(祥伝社)などがある。
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