大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
絵手紙は「ヘタでいい、ヘタがいい」。かけば楽しく、もらってうれしい、人と人の心をあたたかくつなぎます。野菜や果物、花、人物、風景など、自然が手本。よく視てかく、画文の二重奏です。絵手紙との出会いから、生きる力、癒す力、学ぶ力が養われ、豊かな人生となるでしょう。

【講義概要】
絵手紙はその人らしさを大切に、集中してかきます。主に筆と墨を使って、姿勢を正して集中し、線の練習を重ねます。絵も言葉も、線が最も大切な基本です。會津八一先生は「紙に彫り込むような細く強い線が大切」と言われました。線に思いを込めてかけるよう練習します。身のまわりにある自然のものが手本です。講義では、かきやすい木の葉から、季節の野菜、果物、花など、よーく視てゆっくり大きくかいていきます。はがきの絵手紙のほか、巻紙やうちわ・扇子などにも挑戦します。

【各回の講義予定】
第1回 2015/ 4/ 7(火) 絵手紙の基本と大切な考え方
第2回 2015/ 4/14(火) 旬の野菜や果物をかく
第3回 2015/ 4/21(火) 季節の花をかく
第4回 2015/ 4/28(火) 彩色について
第5回 2015/ 5/12(火) 身のまわりの品に目を向ける
第6回 2015/ 5/19(火) 風景をかく（校外学習）
第7回 2015/ 5/26(火) 人物をかく
第8回 2015/ 6/ 2(火) 字について
第9回 2015/ 6/ 9(火) 布にかく
第10回 2015/ 6/16(火) 暑中見舞い

【ご受講に際して】
◆本講座は継続講座ですが、初めての方もお入り頂けます。
◆ご受講時には、次の用具をご用意ください。習字用小筆(2本)・墨・硯・ティッシュペーパー・習字用下敷き・筆洗い(プリンの入っていた使い捨てカップなど)。
◆校外学習の日は、現地集合・現地解散です。交通費等の費用は別途実費ご負担となります。

名前	羽深 比佐子
肩書き	日本絵手紙協会公認講師、評議員
プロフィール	1932年新潟県生まれ。小学校教師を経て小池邦夫氏に師事。パリ絵手紙交流展などに参加。現在、国公立小学校総合活動等にて指導。21世紀へのかけ橋絵手紙グループ展を開催。

名前	浅倉 須眞子
肩書き	日本絵手紙協会公認講師、評議員
プロフィール	1939年生まれ。小池邦夫氏に師事、1989年から車中スケッチを開始。個展「車中は私のアトリエ」を1989年、2000年に開催。2005年『絵手紙で描くヒト・ひと・人』の出版記念展開催。NHK小池邦夫の絵手紙通信講座添削講師。NHKオープンスクール国立校、地域の絵手紙教室、人物スケッチの講座等の講師担当。