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講座詳細情報

申し込み締切日:2014-02-11 / その他教養 / 学内講座コード:840417

方言漢字−地域による漢字の違い−

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
02/18、02/25(火)
講座回数
2
時間
15:00~16:30
講座区分
数回もの 
入学金
8,000円
受講料
5,000円
定員
42
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

<目標>
標準語と同様に全国共通と思われている漢字であるが、実は地域によってさまざまな違いが見いだせる。
本講座では、日本各地の独特な漢字をテーマに、その字体や音訓などの用例・用法を確かめながら、多彩で味わい深い漢字の地域差について、考える力と見いだす目を養ってゆく。

<講義概要>
日本語の漢字は、全国で同じと思われている。同じであるはずだという先入観から、意識されることすらほとんどない。しかし、北海道から沖縄まで日本各地で使われている漢字をよく観察してみると、漢字にはあらゆるレベルで地域による違いが見いだせる。

ことばに方言があるように漢字にも“方言漢字”が厳然と存在しているのである。姓名、地名などの固有名詞をはじめとして、ふだん何げなく使っている漢字の字種、字体、音訓にまで、地元に根ざした豊かな地域色が見つかる。
例えば、「鯱」「鰰」「鮓」がよく読め、姓の「坂本」を「阪本」や「坂元」と書き間違えるのはどこの人か。引っ越すと名字を読み間違えられるのはなぜか。「凧」や「捕まえる」の読みにだって地域差がある。
こうした風土による漢字のバリエーションは、仙台、東京、名古屋、大阪、京都、福岡など大都市にも多数生じているが、住民でもなかなか気づかない。
北海道から沖縄まで、どこにどういう“方言漢字”があり、なぜ同じ日本なのにそこまで違うのか、しっかりと見つめ、考えてみたい。

備考

<備考>
テキスト
『方言漢字』(角川選書)(1,900円程度)

資料配付

講師陣

名前 笹原 宏之
肩書き 早稲田大学教授
プロフィール
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