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講座詳細情報

申し込み締切日:2013-09-24 / 自然科学・環境 / 学内講座コード:830428

数学からみた歴史の出来事 ― 数学を使って裏から覗くと ―

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10/1~12/3(火)
講座回数
10
時間
15:00~16:30
講座区分
その他 
入学金
8,000円
受講料
23,000円
定員
36
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

<目標>
数学は私たちの生活の中で確実に生きています。使っている人は気が付きません。しかし、古代から現代まで、人の生活と数学はともに歩んできました。一つの国を経営した武将も強いだけでは何もできません。自然に産出する有限資源の金や銀に頼った人は、ほとんど滅亡しています。しかし、それを有効に使った貿易などで利益を上げる武将が、優れた政治家です。投資ができなければなりません。そこには数学があります。どのように、昔の人が数学的な考え方と向き合っていたのかを見ることで、数学が身近になり、昔の人の知恵が想像をはるかに超え、いかに良く勉強していたかがわかります。


<講義概要>
生活と数学の深い関係は人間の歴史が始まって以来ずっと続いています。力任せのような織田信長が会計を考え、武勇の塊のような加藤清正がお城や治水の計算をする。現代の数理経済理論を基にしたような政策で、江戸幕府を立て直そうとした人もいます。かえってそういう人たちが悪者扱いされたりします。歴史の中には大きな事件があり、その陰で脇役をしている事件があります。その脇役が、ある時代が終わった象徴だったり、社会変革を表す一つの姿だったりします。このようなことは、ちょっと数字と数学を使えば見えてきます。田沼と定信の貢献度は数字を見れば明らかです。小説の中の人と本当の人や出来事は違います。現実は小説の想像力をはるかに超えています。数学を使って、ちょっと横から見てみましょう。そして東洋と西洋を比べてみます。すると、東洋の数学や技術のレベルの高さをが見えてきます。

●主な講義内容●
・アベノミクスと藩政改革
 ─影響を与えることと、制御すること
・江戸時代の氷河期を乗り切る
・林羅山の曲学阿世
・荻生徂徠の論理性
・数学の論理は何か
 ─整数と有理数と経済理論
・葉隠は合理的?
・学者か小説家か
 ─ファンタジーと小説と事実
・再々忠臣蔵

参考図書
『その数式が信長を殺した』(ベスト新書)
『世の中の罠を見抜く数学』(セブン&アイ出版)

備考

<備考>
資料配付


<お問い合わせ>
開講日まで1週間を切った講座は、お電話にてお問い合わせください。
 → 電話番号 03−3208−2248

講座申込みは開講日前日(前日が休業日のときは前開室日)17時まで可能です。

講師陣

名前 柳谷 晃
肩書き 早稲田大学複雑系高等学術研究所・早稲田大学理工学部兼任講師  
プロフィール
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