講座詳細情報
申し込み締切日:2013-08-14 / 文学 / 学内講座コード:201203
くずし字で読む『無名草子』
- 開催日
- 8/21~9/11(水)
- 講座回数
- 4
- 時間
- 10:30~12:30
- 講座区分
- その他
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 14,000円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
<目標>
本文とともに、平安時代の物語や和歌集といったさまざまな作品を読んでいくことによって、『無名草子』のみならず古典世界に対する理解を深めていくことを目標とします。また、影印本と翻字した本文の二つのテキストを用いることで、くずし字の読み方の基礎を身につけていきます。
<講義概要>
テキストとして取りあげる『無名草子』は日本でもっとも古い物語の評論書です。評論というと、ちょっと肩肘張って聞こえてしまうかもしれませんが、中身は女性同士のくつろいだ語らいとなっています。ひとまず仏門には入ったものの、なんとはない寂しさを抱えた老尼が、偶然入り込んだ屋敷で、若い女房たちに昔話を求められて語り出す……。そんなところから話が転がって、やがて女房たちは『源氏物語』や、そのほかにも自分たちの読んださまざまな物語について語りあいます。私たちも友人たちとお喋りをしていると、そうそうと頷きたくなったり、そうかしらと首をかしげたくなることがありますが、女房たちのお喋りを読み進めていくと、同じような気持ちにかられます。この、数百年前の友人たちのお喋りを入り口にして、さまざまな王朝物語や和歌集に触れ、それらの世界を楽しみながら学んでいきたいと思います。
今回は、前回(2012年度冬学期同名講座)に引き続いて『源氏物語』に関する箇所を中心に読んでいきます。
<各回の予定>
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本文とともに、平安時代の物語や和歌集といったさまざまな作品を読んでいくことによって、『無名草子』のみならず古典世界に対する理解を深めていくことを目標とします。また、影印本と翻字した本文の二つのテキストを用いることで、くずし字の読み方の基礎を身につけていきます。
<講義概要>
テキストとして取りあげる『無名草子』は日本でもっとも古い物語の評論書です。評論というと、ちょっと肩肘張って聞こえてしまうかもしれませんが、中身は女性同士のくつろいだ語らいとなっています。ひとまず仏門には入ったものの、なんとはない寂しさを抱えた老尼が、偶然入り込んだ屋敷で、若い女房たちに昔話を求められて語り出す……。そんなところから話が転がって、やがて女房たちは『源氏物語』や、そのほかにも自分たちの読んださまざまな物語について語りあいます。私たちも友人たちとお喋りをしていると、そうそうと頷きたくなったり、そうかしらと首をかしげたくなることがありますが、女房たちのお喋りを読み進めていくと、同じような気持ちにかられます。この、数百年前の友人たちのお喋りを入り口にして、さまざまな王朝物語や和歌集に触れ、それらの世界を楽しみながら学んでいきたいと思います。
今回は、前回(2012年度冬学期同名講座)に引き続いて『源氏物語』に関する箇所を中心に読んでいきます。
<各回の予定>
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備考
<ご受講に際して(持物、注意事項)>
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<備考>
テキスト
『無名草子 水府明徳会彰考館蔵(笠間影印叢刊43)』(笠間書院)(1,600円)P.70~
『校註 無名草子』(笠間書院)(1,700円)P.38~
『字典かな』(笠間書院)(780円)※『字典かな』に類する本をお持ちの方は、新たに購入する必要はありません。
<お問い合わせ>
開講日まで1週間を切った講座は、お電話にてお問い合わせください。
→ 電話番号 03−3208−2248
講座申込みは開講日前日(前日が休業日のときは前開室日)17時まで可能です。
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<備考>
テキスト
『無名草子 水府明徳会彰考館蔵(笠間影印叢刊43)』(笠間書院)(1,600円)P.70~
『校註 無名草子』(笠間書院)(1,700円)P.38~
『字典かな』(笠間書院)(780円)※『字典かな』に類する本をお持ちの方は、新たに購入する必要はありません。
<お問い合わせ>
開講日まで1週間を切った講座は、お電話にてお問い合わせください。
→ 電話番号 03−3208−2248
講座申込みは開講日前日(前日が休業日のときは前開室日)17時まで可能です。
講師陣
名前 | 大野 順子 |
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肩書き | 早稲田大学 講師 |
プロフィール | - |