講座詳細情報
申し込み締切日:2023-08-14 / 文学:日本史:芸術・文化 / 学内講座コード:2321K002
芭蕉と『おくのほそ道』の旅 旅で邂逅した人、再会した人、風雅人との出会い
主催:東京都立大学オープンユニバーシティ[東京都立大学 飯田橋キャンパス(東京都)]
問合せ先:
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東京都公立大学法人 東京都立大学
東京都立大学オープンユニバーシティ
TEL: 03-3288-1050
FAX: 03-3264-1863
ou-kouza@jmj.tmu.ac.jp
https://www.ou.tmu.ac.jp/web/
〒102-0072 東京都千代田区飯田橋3-5-1東京区政会館3階
- 開催日
- 8月24日(木)~11月16日(木)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- その他
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 10,100円
- 定員
- 15
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
芭蕉は『笈の小文』に、旅中で願うことが二つあると述べています。まず良い宿を求め自分の足に合った草鞋にありつくこと。そして二つ目には少しでも風雅を理解する人に出会うことに限りない喜びを覚えると述べています。
今回は風雅を愛する旧友を訪れ、そこで新たな風流人と出会い、悦びを隠せない芭蕉と一座する歌仙を鑑賞します。また越中(越後)の市振で、伊勢詣を目指す新潟の遊女たちと邂逅は真実であることをを紹介します。そして象潟で再会する宮部弥三郎低耳は、岐阜の商人ですがその広範囲の活動に注目します。須賀川の知人等躬宅で認めた元禄二年四月二十六日付杉風宛て書簡に、訪問予定先が記されますが、そこには訪れた黒羽の舘代の桃雪と翠桃兄弟や須賀川の相楽伊左衛門、仙台の大淀三千風、出羽の鈴木清風の名もあります。
今回は、この章に焦点をあて徒歩でたどった体験を地図と写真で紹介し「旅日記」をもとに本文・歌仙を観賞します。
【講座スケジュール】
第1回 08-24 13:00~14:30
第2回 09-14 13:00~14:30
第3回 10-19 13:00~14:30
第4回 11-16 13:00~14:30
芭蕉は『笈の小文』に、旅中で願うことが二つあると述べています。まず良い宿を求め自分の足に合った草鞋にありつくこと。そして二つ目には少しでも風雅を理解する人に出会うことに限りない喜びを覚えると述べています。
今回は風雅を愛する旧友を訪れ、そこで新たな風流人と出会い、悦びを隠せない芭蕉と一座する歌仙を鑑賞します。また越中(越後)の市振で、伊勢詣を目指す新潟の遊女たちと邂逅は真実であることをを紹介します。そして象潟で再会する宮部弥三郎低耳は、岐阜の商人ですがその広範囲の活動に注目します。須賀川の知人等躬宅で認めた元禄二年四月二十六日付杉風宛て書簡に、訪問予定先が記されますが、そこには訪れた黒羽の舘代の桃雪と翠桃兄弟や須賀川の相楽伊左衛門、仙台の大淀三千風、出羽の鈴木清風の名もあります。
今回は、この章に焦点をあて徒歩でたどった体験を地図と写真で紹介し「旅日記」をもとに本文・歌仙を観賞します。
【講座スケジュール】
第1回 08-24 13:00~14:30
第2回 09-14 13:00~14:30
第3回 10-19 13:00~14:30
第4回 11-16 13:00~14:30
備考
4回の講義を通して本テーマを解説する講座です。各回ごとに必ずしも完結しないことがあります。
※本講座は、講師が過去に実施した同名講座とほぼ同じ内容です。
単位数:1単位
※定員の充足状況の変化で、締切前でも受付終了・開講中止等になる場合があります。お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
※本講座は、講師が過去に実施した同名講座とほぼ同じ内容です。
単位数:1単位
※定員の充足状況の変化で、締切前でも受付終了・開講中止等になる場合があります。お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 杉田 美登 |
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肩書き | 東京都立産業技術高等専門学校 名誉教授 |
プロフィール | 小学生の時に近世文書に関心を持つ。 大学、および大学院前期後期中に多くの教授に感銘を受ける。書家の青山杉雨に4年間師事。萩原恭男に大学、院時代より指導を受け今日に至る。研究テーマ「連歌俳諧の研究」は萩原の師中村俊定より提示されたもの。大学院で指導教授飯田正一の指導を仰ぐ。 平成元年より22年まで新潟県上越市史をはじめ、町村史の編さんの文化面に参加して学んだ地誌・政治・経済・文化などは連句の解釈に役立てている。『妙高山雲上寺、法蔵院日記』全3巻(1,886頁・1712年から1867年まで)の翻刻に参加し、繰り返した読み合わせで、諸分野の研究の知識に甘受する。 萩原恭男の供をして、昭和47年より平成15年まで、『おくのほそ道』『更科紀行』『鹿島紀行』『笈の小文』『嵯峨日記』の実地踏査に同行し、平成5年から1人徒歩による『おくのほそ道』『鹿島紀行』実地踏査を継続。 芭蕉の足跡踏査を維持と健康維持のため週2~3回10キロ程度のジョギングを継続。 |