講座詳細情報
申し込み締切日:2018-02-22 / その他教養 / 学内講座コード:”1741T003
今あらためて考える、関東大震災(1923年)と社会変容 歴史と現在
主催:東京都立大学オープンユニバーシティ[東京都立大学 飯田橋キャンパス(東京都)]
問合せ先:
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東京都公立大学法人 東京都立大学
東京都立大学オープンユニバーシティ
TEL: 03-3288-1050
FAX: 03-3264-1863
ou-kouza@jmj.tmu.ac.jp
https://www.ou.tmu.ac.jp/web/
〒102-0072 東京都千代田区飯田橋3-5-1東京区政会館3階
- 開催日
- 2月23日(金)~3月16日(金)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 15:30~17:00
- 講座区分
- その他
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 10,000円
- 定員
- 20
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
本講座では、1923年9月1日に発生した関東大震災が、その後の日本社会をいかに変容させたかを考えます。
壊滅状態の帝都東京と横浜を中心に、死者・行方不明者10万5000人、罹災者は200万人にのぼりましたが、この講座ではあえて長期的な視点から、現在につながるような震災後のいわば“社会改造”政策に着目します。
具体的には、大正末期・昭和初期における消費主義の浸透やそれと連動した貧困・経済格差の進行という、当時の切実な社会問題への処方箋として、震災後の教育政策や社会政策が講じられていく過程を跡づけます。
コミュニティ再編のあり方、死者をめぐる鎮魂のありよう、男性を補助する女性労働の強化、思想の管理下における感情の噴出など、関東大震災後の諸問題について、歴史と現在を往還しながら一緒に考えてみませんか。
【講座スケジュール】
第1回 02/23 15:30~17:00
第2回 03/02 15:30~17:00
第3回 03/09 15:30~17:00
第4回 03/16 15:30~17:00
本講座では、1923年9月1日に発生した関東大震災が、その後の日本社会をいかに変容させたかを考えます。
壊滅状態の帝都東京と横浜を中心に、死者・行方不明者10万5000人、罹災者は200万人にのぼりましたが、この講座ではあえて長期的な視点から、現在につながるような震災後のいわば“社会改造”政策に着目します。
具体的には、大正末期・昭和初期における消費主義の浸透やそれと連動した貧困・経済格差の進行という、当時の切実な社会問題への処方箋として、震災後の教育政策や社会政策が講じられていく過程を跡づけます。
コミュニティ再編のあり方、死者をめぐる鎮魂のありよう、男性を補助する女性労働の強化、思想の管理下における感情の噴出など、関東大震災後の諸問題について、歴史と現在を往還しながら一緒に考えてみませんか。
【講座スケジュール】
第1回 02/23 15:30~17:00
第2回 03/02 15:30~17:00
第3回 03/09 15:30~17:00
第4回 03/16 15:30~17:00
備考
※「今あらためて「戦後史」の裏面を考える 1945-1972」(平成28年度冬期実施)と一部同様の内容を話す場合があります。
単位数:1単位
単位数:1単位
講師陣
名前 | 上田 誠二 |
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肩書き | 横浜国立大学ほか非常勤講師 |
プロフィール | 洋楽文化史研究会幹事・町田市生涯学習センター職員兼講師。 専門は日本近現代史・教育史・音楽史(史学博士・東京都立大学)。 著書に『音楽はいかに現代社会をデザインしたか』(新曜社)、共著に『〈戦後〉の音楽文化』『日本の吹奏楽史』『近代日本の都市と農村』(以上、青弓社)、『こんなに変わった歴史教科書』(新潮社)他。 教育・音楽という切り口や労働者・女性・障害者という視点から研究に取り組む。 趣味は音楽全般であらゆるジャンルを愛好。 |