検索:

トップ > 講座詳細


講座詳細情報

申し込み締切日:2024-03-03 / 健康・医療:その他教養 / 学内講座コード:”2341F012

社会的養護と学校教育 虐待を受けた子どもとの関係づくりと教育支援

主催:東京都立大学オープンユニバーシティ東京都立大学 飯田橋キャンパス(東京都)]
問合せ先
東京都公立大学法人 東京都立大学
東京都立大学オープンユニバーシティ
TEL: 03-3288-1050
FAX: 03-3264-1863
https://www.ou.tmu.ac.jp/web/
〒102-0072 東京都千代田区飯田橋3-5-1東京区政会館3階
YouTube Logo
開催日
3月13日(水)
講座回数
1回
時間
13:00~14:30
講座区分
1回もの 
入学金
3,000円
受講料
3,000円
定員
15
補足
講座を申し込む 資料を請求する

講座詳細

【講座内容】
2021年度、全国の児童相談所が対応した児童虐待件数はこれまででもっとも多い数値となりました。1990年に統計を取り始めて以来、この数は毎年増加しています。その内の約4%ほどの子どもが、児童養護施設や里親といった社会的養護のもとで生活することになります。
みなさんは、「社会的養護」という言葉をご存じでしょうか。
社会的養護を担う施設のひとつである児童養護施設は、現在、「小規模化と家庭的養護」が推進され、入所する子どもの生活環境は大きく改善しています。小規模化は、地域分散化と同じですので、みなさんのお近くにもグループホームと呼ばれる「小さな施設」ができるかもしれません。
ただ、入所児童のおよそ6割は被虐待体験があり、地域での生活、とくに学校教育において困難を抱えていることが少なくありません。これまでは被虐待児の早期発見と、保護されたあとの心理的ケアや生活支援の方法が議論されてきましたが、学校教育についてはこれからの課題です。
2021年4月から高等教育の修学支援新制度も開始されましたが、虐待という困難を抱えて自立していくためには、経済的支援だけでなく、教育的支援や配慮も欠かせません。さらに、学校はコミュニティにありますから、教育関係者だけでなく、地域の関係者や住民の方々が子どもたちをどう支援してくださるかも重要です。虐待を受けた子ども支援のネットワークが広がることを期待して、昨年度からこの講義を設定しました。講義は以下の二部構成です。

●社会的養護について
●社会的養護の幼児教育の課題と施設経験者の高等教育進学について

本講座の前半は、昨年の開講した内容と同様です。社会的養護について初めて受講する方にも共有していただくためです。

参考文献
『施設で暮らす子どもの学校教育支援ネットワーク「施設―学校」連携・協働による困難を抱えた子どもとの関係づくりと教育保障』福村出版

【講座スケジュール】
第1回 03-13 13:00~14:30

備考

単位数:1単位

※定員の充足状況の変化で、締切前でも受付終了・開講中止等になる場合があります。お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 村松 健司
肩書き 放送大学 教養学部 教授、東京都立大学 特任教授
プロフィール 博士(教育学)。 千葉大学大学院教育学研究科修了。臨床心理士 公認心理師。
不登校や虐待を受けた子ども、精神疾患の方への心理支援(心理療法)を経て、平成19年4月から令和5年9月まで本学学生相談室専任カウンセラー。現在、放送大学教養学部教授、東京都立大学特任教授。専門は児童福祉領域における児童虐待への包括的心理支援、および教育保障。
講座を申し込む 資料を請求する

関連講座

質問する

↑ページの先頭へ

© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.