講座詳細情報
申し込み締切日:2024-02-09 / 芸術・文化:その他教養 / 学内講座コード:”2341T008
江戸の祭礼
主催:東京都立大学オープンユニバーシティ[東京都立大学 飯田橋キャンパス(東京都)]
問合せ先:
問合せ先:
東京都公立大学法人 東京都立大学
東京都立大学オープンユニバーシティ
TEL: 03-3288-1050
FAX: 03-3264-1863
ou-kouza@jmj.tmu.ac.jp
https://www.ou.tmu.ac.jp/web/
〒102-0072 東京都千代田区飯田橋3-5-1東京区政会館3階
- 開催日
- 2月19日(月)~3月11日(月)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 15:30~17:00
- 講座区分
- その他
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 10,100円
- 定員
- 15
- 補足
講座詳細
【講座内容】
東京のバックグラウンドは「江戸」です。江戸の文化と神社と言えば、皆さんは「祭り」を想像されるのではないでしょうか。そして江戸の華とも言われる東京の祭りに欠かせないものは「神輿担ぎ」です。今日、東京で行われる祭りの中心は神輿ですね。がしかし、江戸時代の祭礼では、神輿だけが主役ではありませんでした。江戸時代の江戸の祭礼の歴史を辿ってみると、江戸幕府の公式年中行事で天下祭と呼ばれた神田祭や山王祭、浅草の三社祭、赤坂氷川明神、根津権現、亀戸天神、富岡八幡宮など、今でも東京で行われる主要神社の祭礼では神輿は数基のみで、氏子町々は人形を頂上にいただいた山車と仮装行列や造物からなる附祭を出しており、江戸の華と称えられる神輿担ぎは見られませんでした。それでは現在のような神輿中心の祭礼へと変化したのはいつ頃のことなのでしょうか。
本講座では、神輿中心の東京の祭礼が誕生する変遷を明らかにすると共に、節分などといった伝統的な年中行事、江戸から明治へと変遷していく日本文化の象徴・神社とそれを取り巻く人々、近現代の東京における伝統の創造について考えていきます。
講師は、神田明神の神主(禰宜)で、博士(神道学:國學院大學)の学位を持つ岸川雅範氏が務め、著作である『江戸の祭礼(角川選書)』の内容を中心に講義します。
【講座スケジュール】
第1回 02-19 15:30~17:00
第2回 02-26 15:30~17:00
第3回 03-04 15:30~17:00
第4回 03-11 15:30~17:00
東京のバックグラウンドは「江戸」です。江戸の文化と神社と言えば、皆さんは「祭り」を想像されるのではないでしょうか。そして江戸の華とも言われる東京の祭りに欠かせないものは「神輿担ぎ」です。今日、東京で行われる祭りの中心は神輿ですね。がしかし、江戸時代の祭礼では、神輿だけが主役ではありませんでした。江戸時代の江戸の祭礼の歴史を辿ってみると、江戸幕府の公式年中行事で天下祭と呼ばれた神田祭や山王祭、浅草の三社祭、赤坂氷川明神、根津権現、亀戸天神、富岡八幡宮など、今でも東京で行われる主要神社の祭礼では神輿は数基のみで、氏子町々は人形を頂上にいただいた山車と仮装行列や造物からなる附祭を出しており、江戸の華と称えられる神輿担ぎは見られませんでした。それでは現在のような神輿中心の祭礼へと変化したのはいつ頃のことなのでしょうか。
本講座では、神輿中心の東京の祭礼が誕生する変遷を明らかにすると共に、節分などといった伝統的な年中行事、江戸から明治へと変遷していく日本文化の象徴・神社とそれを取り巻く人々、近現代の東京における伝統の創造について考えていきます。
講師は、神田明神の神主(禰宜)で、博士(神道学:國學院大學)の学位を持つ岸川雅範氏が務め、著作である『江戸の祭礼(角川選書)』の内容を中心に講義します。
【講座スケジュール】
第1回 02-19 15:30~17:00
第2回 02-26 15:30~17:00
第3回 03-04 15:30~17:00
第4回 03-11 15:30~17:00
備考
【対象者】
一般の方・大学生・高校生
単位数:1単位
※定員の充足状況の変化で、締切前でも受付終了・開講中止等になる場合があります。お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
一般の方・大学生・高校生
単位数:1単位
※定員の充足状況の変化で、締切前でも受付終了・開講中止等になる場合があります。お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 岸川 雅範 |
---|---|
肩書き | 宗教法人 神田神社 江戸総鎮守 神田明神 禰宜、國學院大學 兼任講師、大妻女子大学 非常勤講師、駒澤女子大学 非常勤講師 |
プロフィール | 博士(神道学)(國學院大學)。 國學院大學文学部神道学科卒、同大大学院文学研究科神道学専攻博士課程後期終了。 神田明神 禰宜を務めつつ、近世近代神社祭礼、神道学を研究している。 著書に『天下祭読本 幕末の神田明神祭礼を読み解く』(共著、雄山閣、2007年)、『鬼がゆく 江戸の華神田祭』(共著、平凡社、2009年)、『明治神宮以前以後-近代神社をめぐる環境形成の構造転換』(共著、鹿島出版会、2015年)、『江戸天下祭の研究ー近世近代における神田祭の持続と変容』(岩田書院、2017年)、『全部わかる神社ガイド』(成美堂出版、2020年)、『江戸の祭礼』(角川選書。2020年)など。 |