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講座詳細情報

申し込み締切日:2024-01-11 / 芸術・文化 / 学内講座コード:740407

正倉院のしごと 宝物を守り伝える舞台裏

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター オンライン講座(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
1月13日(土)~ 2月24日(土)
講座回数
6回
時間
10:30~12:00
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
20,493円
定員
30
その他
会員受講料: 17,820円(入会金は8,000円(税込))
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・正倉院に関する誤解を解き、イメージに惑わされない正確な認識をもつ。
・正倉院を守ることについて、過去と現在における具体的な取り組みを紹介し、未来のあり方を考える。
・世界的な宝である正倉院宝物に求められる保存と公開の両立について、その難しさを理解する。

【講義概要】
正倉院事務所は千三百歳近くの齢を重ねた超後期高齢者である正倉院宝物を預かる介護施設や病院に喩えられ、職員は介護士や検査技師、ホームドクターのような“しごと”を担います。
『正倉院のしごと』は一義的には正倉院宝物という、もの言わぬ相手の傍に寄り添って見守り、後世に伝えることです。しかし、形のある“もの”を守るために奈良時代から続けてきた「勅封」や「曝涼」といった形のない“こと”を継承することも重要な“しごと”です。
それらの“しごと”の具体的な取り組みについて、歴史をふり返りながら概観し、今後の課題を抽出して、正倉院宝物に対して「してきたこと・していること・しなくてはならないこと」を解説します。

【各回の講義予定】
第1回 2024/ 1/13(土) 正倉院とは ― 正倉院概説
第2回 2024/ 1/27(土) 正倉院をまもる ― 保存
第3回 2024/ 2/ 3(土) 宝物をなおす ― 修理
第4回 2024/ 2/10(土) 宝物をしらべる ― 調査
第5回 2024/ 2/17(土) 宝物をつくる ― 模造
第6回 2024/ 2/24(土) 宝物をいかす ― 公開

備考

【ご受講に際して】
◆参考図書:『正倉院のしごと』西川 明彦著(中央公論新社・ISBN:978-4-12-102744-3)をお読みいただくと、より理解が深まります。
◆休講が発生した場合の補講は、3月9日(土)を予定しております。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず
「オンラインでのご受講にあたって」
をご確認ください。
◆本講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30までに公開します。インターネット上で1週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員】授業動画の視聴方法(会員向け)
【ビジター・法人会員】授業動画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 西川 明彦
肩書き 宮内庁正倉院事務所 前所長
プロフィール 1961年生まれ。京都市立芸術大学美術学部美術科日本画専攻卒業。京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻修了。
博士(美術)。1988年より宮内庁正倉院事務所勤務、整理室長、調査室長、保存科学室長、保存課長、所長などを歴任。定年退職後は保存課調査室再任用研究職員。専門、工芸学。
著書『日本の美術486 正倉院宝物の装飾技法』(至文堂 2006)、『日本の美術523 正倉院の武器・武具・馬具』(ぎょうせい 2009)、『正倉院宝物の構造と技法』(中央公論美術出版 2019)、『正倉院のしごと』(中央公論新社 2023)ほか
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