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講座詳細情報

申し込み締切日:2024-01-17 / 芸術・文化 / 学内講座コード:240413

響き合う美術とことば

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
1月19日(金)~ 3月 8日(金)
講座回数
6回
時間
13:10~14:40
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
20,493円
定員
30
その他
会員受講料: 17,820円(入会金は8,000円(税込))
補足
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講座詳細

【目標】
・書と画と文学が交流する東アジア美術全般への理解を深める。
・とりわけ、日本美術においてイメージの相互交流が、エリートも一般人もともに享受する自由で遊び心に富むものに変化していったことを理解する。
・日本語の表記法の特徴が、和歌と絵画の相関性に寄与していたことを具体的に学ぶ。

【講義概要】
近代以前の日本の美術は、文学とくに和歌と親しく交わりながら発達してきた。この講座では、ことばとイメージの相関性の問題を、平安時代から鎌倉、室町、桃山を経て、江戸時代にいたる流れの中から探っていく。講座で触れる作品は、平安の月次図屏風と江戸時代に復元された屏風絵の例、和歌や漢詩を書く料紙に施されたいわゆる料紙装飾、蘆手や歌絵、法華経を中心とする過剰に装飾された荘厳経、室町の硯箱など漆工芸品のデザイン、近世初頭に現れた書画巻、書画屏風、そして着物や陶磁器の意匠など豊富に残された身の回りをかざる遺品など。これら具体的な作品を通して日本の美術に対する理解を深めていく。

【各回の講義予定】
第1回 2024/ 1/19(金) 屏風のなかの歌と絵
第2回 2024/ 1/26(金) 器や道具のデザインと和歌(1)
第3回 2024/ 2/ 9(金) 器や道具のデザインと和歌(2)
第4回 2024/ 2/16(金) 近世前半における書と画の協働
第5回 2024/ 3/ 1(金) 都市に遊ぶ歌とデザイン(1)
第6回 2024/ 3/ 8(金) 都市に遊ぶ歌とデザイン(2)

備考

【ご受講に際して】
◆講師の著書『日本美術のことばと絵』(角川選書:978-4047035874)をお読みいただくと、より理解が深まります(購入は必須ではありません)。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 玉蟲 敏子
肩書き 武蔵野美術大学教授
プロフィール 21年間静嘉堂の学芸員を務める。16世紀半ばから19世紀の日本の美術工芸を中国明清の文人趣味や西欧のジャポニスムを視野に入れて考察。最近の関心は、美術における装飾の問題、文学と美術の相関性、東京郊外に残る江戸の文人美術の発掘調査など。国際化時代に相応しい日本のアートの歴史を探求したいと考えている。
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