講座詳細情報
申し込み締切日:2024-02-12 / 絵画:宗教・哲学:芸術・文化 / 学内講座コード:340407
中世の色彩生活―金、銀、赤
- 開催日
- 2月14日(水)~ 3月 6日(水)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 10:40~12:10
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 13,662円
- 定員
- 24
- その他
- 会員受講料: 11,880円(入会金は8,000円(税込))
- 補足
講座詳細
【目標】
・中世末期以降のキリスト教美術、及び世俗美術作品を鑑賞する。
・壁画や写本におけるテクストとイメージの関わりを考察する。
・14-16世紀のイタリアとフランスの色彩観を探る。
【講義概要】
人はいつの時代も色彩に自らの想いを託したり、あるいは色彩に具わる力を得ようとして、それを衣服や紋章として身につける。15~16世紀のフランスやイタリアでは、そのような色彩の象徴的意味を説いた論が数多く書かれた。本講座では主にアラゴン王アルフォンソ5世の紋章官シシルの著した『色彩の紋章』(1435年頃)や、人文主義者フルヴィオ・ペッレグリーノ・モラートの『色彩の意味について』(1535年)を読み、あわせて絵画作品に描かれた衣裳に注目しながら、人間と色彩との関わりを考察する。
【各回の講義予定】
第1回 2024/ 2/14(水) シシル『色彩の紋章』を読む ―紋章学入門
第2回 2024/ 2/21(水) 至高の悪 ― 金と黄
第3回 2024/ 2/28(水) 純潔と虚無 ―銀と白
第4回 2024/ 3/ 6(水) 「最も美しい色」 ― 赤
・中世末期以降のキリスト教美術、及び世俗美術作品を鑑賞する。
・壁画や写本におけるテクストとイメージの関わりを考察する。
・14-16世紀のイタリアとフランスの色彩観を探る。
【講義概要】
人はいつの時代も色彩に自らの想いを託したり、あるいは色彩に具わる力を得ようとして、それを衣服や紋章として身につける。15~16世紀のフランスやイタリアでは、そのような色彩の象徴的意味を説いた論が数多く書かれた。本講座では主にアラゴン王アルフォンソ5世の紋章官シシルの著した『色彩の紋章』(1435年頃)や、人文主義者フルヴィオ・ペッレグリーノ・モラートの『色彩の意味について』(1535年)を読み、あわせて絵画作品に描かれた衣裳に注目しながら、人間と色彩との関わりを考察する。
【各回の講義予定】
第1回 2024/ 2/14(水) シシル『色彩の紋章』を読む ―紋章学入門
第2回 2024/ 2/21(水) 至高の悪 ― 金と黄
第3回 2024/ 2/28(水) 純潔と虚無 ―銀と白
第4回 2024/ 3/ 6(水) 「最も美しい色」 ― 赤
備考
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 伊藤 亜紀 |
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肩書き | 国際基督教大学教授 |
プロフィール | お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士課程修了。博士(人文科学)。専門はイタリア服飾史、色彩象徴論。著書に『青を着る人びと』(東信堂)、『色彩の回廊 』(ありな書房)、訳書にマリア・ジュゼッピーナ・ムッツァレッリ『イタリア・モード小史 』(知泉書館)、シシル『色彩の紋章』(悠書館)などがある。 |