講座詳細情報
申し込み締切日:2024-01-10 / 日本史 / 学内講座コード:240224
地図で読む鉄道―線路の形、トンネル、橋梁、そして駅名
- 開催日
- 1月12日(金)~ 2月16日(金)
- 講座回数
- 6回
- 時間
- 15:05~16:35
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 20,493円
- 定員
- 30
- その他
- 会員受講料: 17,820円(入会金は8,000円(税込))
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・地形図から路線図まで、さまざまな地図に掲載された鉄道路線を注意深く観察する
・険しい地形の多い国土に敷設された日本の鉄道。その線形から山河の障壁を克服した手法を探る
・殖産興業、宅地開発、観光、戦争、経済成長。時代状況に適応してきた鉄道の姿と変貌を理解する
【講義概要】
明治5年(1872)の新橋~横浜間に始まった日本の鉄道は、陸上初の近代的交通機関として華々しく登場し、その後全国に路線網を広げていく。各地の産物を港や工場へ運び、また通勤通学者や観光客を迅速・快適に目的地へ送り届けることに今日まで尽力してきた。人間の生活に密接な存在である鉄道は、その長い歴史の中で時には兵士や弾薬を、震災復興には膨大な砂利や木材を、そして平和な時には車窓を楽しむ愛好家に絶景を届けてきた。鉄道線路が記された地図を観察することにより、そんな鉄道の姿を浮かび上がらせてみたい。
【各回の講義予定】
第1回 2024/ 1/12(金) 線形の謎―なぜ線路は謎のカーブを切るのか
第2回 2024/ 1/19(金) 列車が峠を越える―急勾配に挑む鉄道と山越えの手法
第3回 2024/ 1/26(金) 鉄道と川の関係―橋梁の話
第4回 2024/ 2/ 2(金) 戦争と鉄道―非常時の輸送体制が作った線路
第5回 2024/ 2/ 9(金) 駅と駅名を考える―駅の位置と駅名の由来
第6回 2024/ 2/16(金) 鉄道路線図と沿線案内図
・地形図から路線図まで、さまざまな地図に掲載された鉄道路線を注意深く観察する
・険しい地形の多い国土に敷設された日本の鉄道。その線形から山河の障壁を克服した手法を探る
・殖産興業、宅地開発、観光、戦争、経済成長。時代状況に適応してきた鉄道の姿と変貌を理解する
【講義概要】
明治5年(1872)の新橋~横浜間に始まった日本の鉄道は、陸上初の近代的交通機関として華々しく登場し、その後全国に路線網を広げていく。各地の産物を港や工場へ運び、また通勤通学者や観光客を迅速・快適に目的地へ送り届けることに今日まで尽力してきた。人間の生活に密接な存在である鉄道は、その長い歴史の中で時には兵士や弾薬を、震災復興には膨大な砂利や木材を、そして平和な時には車窓を楽しむ愛好家に絶景を届けてきた。鉄道線路が記された地図を観察することにより、そんな鉄道の姿を浮かび上がらせてみたい。
【各回の講義予定】
第1回 2024/ 1/12(金) 線形の謎―なぜ線路は謎のカーブを切るのか
第2回 2024/ 1/19(金) 列車が峠を越える―急勾配に挑む鉄道と山越えの手法
第3回 2024/ 1/26(金) 鉄道と川の関係―橋梁の話
第4回 2024/ 2/ 2(金) 戦争と鉄道―非常時の輸送体制が作った線路
第5回 2024/ 2/ 9(金) 駅と駅名を考える―駅の位置と駅名の由来
第6回 2024/ 2/16(金) 鉄道路線図と沿線案内図
備考
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 今尾 恵介 |
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肩書き | 地図研究家、一般財団法人日本地図センター客員研究員 |
プロフィール | 著書に『地図帳の深読み 鉄道編』(帝国書院)、『駅名学入門』(中公新書ラクレ)、『地図で読む戦争の時代』(白水社)、『東京凸凹地形散歩』(平凡社)、『ふしぎ地名巡り』(ちくま文庫)など多数。『地図マニア空想の旅』(集英社)で斎藤茂太賞、『日本200年地図』(河出書房新社)で日本地図学会賞を受賞。日本地図学会評議員。 |